- 出演者
- バカリズム 林修 斎藤ちはる 伊沢拓司 松たか子 伊集院光 阿部サダヲ
東大生の疑問「なぜ刺身には菊の花が添えられている?」。刺身に添える菊の花のルーツは江戸時代の食文化にある。原田信男先生によると殺菌効果と料理の彩りが理由。江戸時代に生魚の殺菌として使われていた名残り。
東大生の疑問「お子様ランチにはなぜ旗が立っている?」。昭和初期にお子様ランチを考案したと言われているのは日本橋三越本店。お子様ランチの旗のルーツは発案者・安藤太郎さんが登山好きで、登山家が山頂に立てる旗をヒントに考案した。
東大生の疑問「カレーパンはなぜ揚げられている?」。カレーパンのルーツは一説には大正時代末期に人気だったカレーライスとカツレツを組み合わせてできたとされる。
東大生の疑問「キーボードの文字の並び、なぜABC順ではなくバラバラ?」。キーボードのルーツはタイプライター。配列には様々な説があり、タイプライターのセールスマンが「TYPEWRITER」の文字を素早く打つため、1800年代に「1」「8」「0」の文字を打ちやすくするため、タイプライターは打つ速度が速すぎると壊れやすいため打つ速度を遅くするためあえてバラバラに配置したなどの説がある。
血糖値急上昇のサインチェックを紹介。「暑い夏食欲があまりわかないので食事を抜いてしまうことがある」「暑すぎて炭水化物が多い麺類を頻繁に食べてしまう」「自分でもわかっていながらついつい早食いをしてしまう」「水分をとらなくてはならないがついつい甘いジュースを飲んでしまう」「夜ぐっすり寝たはずなのに食事の後急激な眠気に襲われる」の項目に当てはまった数が多いほど血糖値スパイクに要注意。血糖値スパイクは食事をとることで血糖値が急上昇や急下降を起こす状態のこと。血糖値スパイクによって脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなる。血糖値スパイクを抑える成分を持つ最強食材は納豆。国立がん研究センターが約9万人を約15年かけて調査した結果、納豆を1日1パック食べるグループは死亡リスクが10%低かった。
血糖値が気になり始めた30~40代の芸能人に密着。2日間で納豆なしと納豆ありの食事をしてもらい血糖値を検査した。皮下間質液のグルコース濃度を調べて血糖値に換算できる機器を使用。正常な血糖値の範囲は空腹時で70~109mg/dL、食後2時間は140mg/dL未満。大島由香里は納豆なしの場合59上昇。たんぽぽ白鳥は納豆なしの場合35上昇。カカロニ栗谷は納豆なしの場合90上昇。血糖値が急上昇した後に急激な眠気に襲われる原因は脳がエネルギー不足になっているから。血糖値スパイクが起こると脳の糖不足で眠気が出る。
納豆なしで血糖値が59上昇した大島由香里は納豆ありにすると最大値を26抑えられた。納豆なしで血糖値が35上昇したたんぽぽ白鳥は納豆ありにすると最大値を19抑えられた。さらに朝納豆を食べると昼食後の血糖値上昇も抑えられた。朝血糖値を上げにくい食事をとると次の食後の血糖値上昇の抑制に影響することをセカンドミール効果という。納豆は1日1~2パックまでがオススメ。納豆なしで血糖値が190上昇したカカロニ栗谷は納豆ありにすると最大値を38抑えられた。納豆に含まれるポリグルタミン酸が血糖値の急上昇を抑える。
ポリグルタミン酸がどうやって血糖値上昇を抑える?伊沢くんが解説。血糖値スパイクが起こる原因は、腸の壁から糖が吸収される際のスピードが急激になること。腸の断面模型を使用して納豆なしの糖質イメージの水を流してみると、腸の壁が吸収してしまいうまく流れなかった。それだけ吸収が速いので血糖値スパイクが起こるのだという。一方、納豆を食べた時の糖質イメージのねばっとした水を流してみると、腸の壁にあまり吸収されなかった。ポリグルタミン酸が糖質を包むのでゆっくり吸収され、血糖値スパイクが起こりにくいのだ。今夜はポリグルタミン酸を活かす納豆最強の食べ方を教える。
ポリグルタミン酸を活かす納豆最強の食べ方を教える。まずはスタジオメンバーの食べ方チェック。阿部くんは大粒納豆にアカモクを足して、醤油をかけて朝・昼に食べるという。松くんは小粒納豆に醤油をかけてよく混ぜて、ご飯にのせて朝か夜に食べるという。林くんは小粒納豆にねぎを足して朝に食べるという。伊集院くんは小粒納豆にたまご、ねぎ、みょうがを足して朝に食べるという。伊沢くんは小粒納豆に梅をトッピングし夜に食べるそう。
ポリグルタミン酸を活かす納豆最強の食べ方を教える。足すとパワーがアップする最強の組み合わせは?納豆王国の茨城県で納豆のちょい足し食材についてインタビューしてみると、たまご、ねぎ、細かく刻んだキムチ、大根おろしなどが挙がった。さらに聞き込みをしていると、炎天下で野球をする方たちの姿が。平均年齢66.3歳の還暦チームの練習試合だという。納豆については毎朝食べていると話す人もいて、たまごやねぎ、オクラなどを足すという。相手チームの83歳の方は毎朝納豆を食べていて、甘酢をかけて食べるのだという。今回は茨城県でちょい足しされていた食材と、阿部くんが足したアカモクの中から最強組み合わせベスト3を発表。
納豆最強組み合わせベスト3発表。第3位はアカモク。阿部くんがちょい足ししていて、林くんもアカモク推しだという。アカモクは日本海側の新潟県、秋田県などでよく食べられている。数ヶ月で5~10メートルまで成長するそうで、最近では販売するお店も増えている。杉岡先生曰く、アカモクは海藻の中でもトップクラスにフコイダンが豊富で、そのネバネバ成分が血糖値上昇や脂肪吸収を抑制する効果があるそう。
納豆最強組み合わせベスト3発表。第2位はキムチ。キムチは乳酸菌や食物繊維が豊富。食物繊維は糖質の吸収を遅らせ、食後の血糖値急上昇を抑える効果に期待ができるそう。
納豆最強組み合わせベスト3発表。第1位はたまご。スタジオメンバーでは伊集院くんがちょい足ししていた。杉岡先生曰く、たまごはたんぱく質と脂質が豊富なので吸収に時間がかかるという。食べ物が胃から腸にゆっくり移動して腸で少しずつ吸収されるので、血糖値上昇を抑制できる。またたまごには、血糖値上昇抑制効果のあるアルギニンというアミノ酸も豊富だそう。今回、取手市民硬式テニスクラブの方たちにも強力してもらい、納豆とたまごの組み合わせを食べている方の血管年齢を測定。75歳の方の血管年齢は71歳、80歳の方の血管年齢は73歳、83歳の方の血管年齢は71歳などと、実年齢より血管年齢が若い方が多かった。
ポリグルタミン酸を活かす納豆最強の食べ方を教える。納豆の最強の種類は?スタジオメンバーが普段食べているのは阿部くんだけ大粒、他は全員小粒だった。そもそも大粒、小粒、ひきわりの違いは何なのか。大粒、小粒、ひきわりの定義について伊沢くん、林くん、伊集院くんにクイズが出されたが、伊集院くん以外不正解。大粒の定義は「乾燥大豆で7.3mm以上の大豆を70%以上使用」というもの。小粒の定義は「乾燥大豆で6.4mm未満の大豆を70%以上使用」というもの。ひきわりの定義は「大豆を割り、その後皮を取り除いて発酵させた納豆」というもの。これらは種類によって、ポリグルタミン酸をつくる納豆菌の量が違うのだという。納豆菌の量は、ひきわり、小粒、大粒の順で多く、ひきわりは24億個の納豆菌があった。納豆菌は納豆の表面で増えるので、表面積の1番多いひきわりが最も納豆菌を持っているのだ。納豆菌が多いとポリグルタミン酸が増え、血糖値スパイクの抑制により期待ができる。
納豆をいつ食べるのがいいか?には杉岡充爾は血糖値対策には朝がよい。また血糖値の安定化という観点では朝食べておいたほうがいいと答え、暑い今血管が傷つきやすいので朝食は食べたほうが良いという。
朝食を食べない栗谷が朝に納豆を食べた場合とそうでない場合の血糖値の違いを検証。朝食なしでは、血糖値が2回あがり、食後に寝落ち。そこで朝に納豆とおにぎりを食べてもらった。昼と夜は同じものを食べてもらった。その結果、朝食なしの日と比べると夜の血糖値の上昇値がマイナス33に。体調の変化も聞いてみると食後に寝ることもなかったという。朝食を食べたことで夕食の血糖値を抑えた可能性があるという。
納豆を買った後にいつたべるか?について、そもそも納豆菌が活発になるのは40度。製造する時も40度の部屋で発酵させる。すると、半日ほどで納豆菌で大豆が真っ白に。検証すると5度の冷蔵庫で保存しても納豆菌は増えていたという。そこで買ってすぐの納豆と冷蔵庫で一週間保存した納豆を比べた。その結果冷蔵庫で一週間保存した納豆は1800億個に。納豆菌が増えることでポリグルタミン酸が増えて血糖値スパイクの抑制に期待できるという。
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