高齢者の役に立ちたいと挑戦するネイリストを紹介する記事。高齢になると腰をかがめて足の爪を切ることが難しくなり、要介護度が上がることにつながることも。こうした課題を解決しようと立ち上がったのがネイリストの小磯麻有さん。事業として有料で施設や自宅を訪問して高齢者の足の爪を切っている。この爪切りを事業で行うには、爪切りが医療行為とみなされて法令に違反してしまう懸念があった。そこで、小磯さんは国のグレーゾーン解消制度を利用。その結果、医師が治療の必要がないと判断すれば爪切りを行えることが明確になった。小磯さんは今後、施術できる人数を増やそうと講習を始めている。小磯さんは的確に行えるようになるシステムづくりを目指したいとしている。