去年9月、既婚者である部下の男性とホテルに通っていたことが発覚した小川晶氏。批判が相次ぐ中で市議全員に説明する場を2回設け、市民との対話集会も2回行い続投に理解を求めた。しかし辞職を求める声が止まず、退職願を提出。翌日全会一致で可決され、市長の職を退いた。そして行われることになった市長選挙に、小川氏は再び立候補することを表明。年が明けてスタートした選挙戦で、小川氏は前回同様子どもと教育に関わる政策を中心に訴えた。また信頼回復を目指し、街頭演説では市民との対話も重視した。逆風の中始まった選挙戦を戦い抜いた小川氏は、最後の訴えで「つまずいたからこそわかったことがある」としたうえで「挫折した時のつらさがわかるリーダーになって、本当の意味で皆さんに寄り添っていける社会をつくっていきたい」と締めくくった。投票率は前回よりも7.93ポイント増加の47.32%。今回の市長選にかかる予算は急きょ行われたことなどが影響し、前回よりも3割多い1億3000万円だった。あらためて説明責任について問われた小川氏は「今後も丁寧に説明を尽くしていきたい」などと語った。
