誤情報が拡散されたことがきっかけで、東京都庁前でデモが行われる事態となった。デモ隊が手にしたプラカードには「移民反対」などと書かれている。「東京が移民受け入れを進めている」などと主張し、抗議の声を上げていた。騒動の発端となったのは、先月に東京都がエジプトの経済団体と結んだ合意書。「日本特に東京都でのエジプト人労働者の就労に関し、両当事者間で交流・協力する枠組みを作る」などとされ、都の役割として「エジプト人労働者が日本での仕事を確保するための情報を提供する」とする内容だった。これについてSNSでは「移民受け入れでは?」という投稿が相次いだ。東京都の産業労働局には問い合わせが殺到し、その多くが「エジプト人が移民として大量に来るのか」「不安だ」「合意書を撤回してほしい」などといった内容だという。Googleマップでは都議会議事堂が「エジプト小池ゆりこ神殿」と書き換えられるトラブルも発生した。混乱が続く中、小池都知事は定例会見で「誤った情報が拡散されている」と移民受け入れを否定した。都庁担当者は「合意書の内容はエジプトで人材育成をするプランがあり、都が助言をしたり有効な情報を提供するというもの」などと説明。東京都はHPで「エジプトの労働者を都へ積極的に誘導するものではなく、移民の受け入れを促進するものでもない」などと説明している。
