米農家によると、既存の客とは別に直接取りに来る個人客が増えたとのこと。コメが少なくなっている要因の一つとして、異業種の参入があげられている。都内の米専門店では取引のない業者から大量のコメがほしいという連絡があったという。農水省は「コメは足りているが誰かが売り惜しみしている」と主張。東京大学の鈴木氏は「根本原因は流通の問題ではなくて本質は米が足りてない」と指摘。2023年は猛暑の影響で需要に対し40万トン以上コメが不足する事態となった。専門家は構造的な米不足は今年の夏も再び起きる可能性がある、米の生産を抑える政策をやめるべき、など指摘した。