立憲民主党はきのう、泉代表の任期満了に伴う代表選挙を来月7日告示、23日投開票の日程で行うことを決めた。選挙期間は党の規則上最長の17日間となり、野党第一党として政策論議をアピールする機会にしたい考え。代表選挙をめぐっては現時点で立候補を表明している議員はいないが、泉代表が再選に向けて準備を進めていて、今後立候補の表明時期を調整することにしている。また党内から立候補に期待する声が出ている枝野前代表はこれまで「熟慮している」と述べていて、野田元総理大臣は立候補に慎重な姿勢を示している。小沢一郎衆議院議員は泉氏が代表のままでは他の野党との連携が進まないとして泉氏以外の候補者の擁立を目指している。さらに人材の幅広さをアピールするため中堅・若手議員からの立候補に期待する声も出ている。党内では「政治とカネの問題で自民党に対する国民の不満は強く、複数の候補者による本格的な論戦を行い政権担当能力を示すべきだ」といった意見が出ていて、来月7日の告示に向けて盆明け以降候補者の擁立に向けた動きが活発になる見通し。