- 出演者
- 藤森祥平 小川彩佳 中室牧子
オープニング映像。
アナウンサーの挨拶、今夜は教育経済学者の中室牧子さんがゲストと紹介した。
都内できょうから始まった”台湾フェスティバル”、多くの人で賑わっていた。毎年6月に開催しているこのイベント、季節外れの暑さで会場には去年はなかったテントの屋根がテーブルの上に設置されていた。厳しい暑さが続くのは4日連続、きょうは全国56地点で35℃以上の「猛暑日」となった。福岡県では今年初の「猛暑日」に、札幌では今年初の「真夏日」となった。一方、岐阜県池田町では90歳の男性が畑で倒れているのが見つかり、熱中症の疑いで死亡が確認された。東京都内でも100人が熱中症の疑いで搬送された。
暑さで果物にも影響が、シャインマスカットなどを育てる甲府市にあるブドウ畑では、ブドウが日に焼けてしまい梅干し状になっていた。暑さは価格高騰が続くコメにも影響を与える可能性がある。岐阜県池田町に広がる田んぼの近くでは、コメの品質に影響を与えるイネカメムシの姿があった。去年の調査では例年の7倍の数が確認されたが、今年も同じくらいの可能性があるという。去年カメムシの被害に遭い収穫量が3割減ったという農家では、通常の玄米と比べるとカメムシに吸われた玄米は黒く変色していた。このため今年はミントを植えることに。都内の青果店は、野菜の生育に気を揉んでいた。このまま暑さが続くと収穫量が減り、値上がりする野菜が出てくると話す。
自民党が参院選の公約に盛り込んだ現金給付。国民一人当たり一律2万円を給付し、子どもや非課税世帯の大人には更に2万円を上乗せするとしている。石破総理は消費税減税より早期に実施できるとスピード感を強調するが、自治体からは疑問の声が上がっている。現金給付をめぐっては過去に混乱も、2020年に一律で10万円給付された際にはオンライン申請の記入ミスなどを職員が手作業で対応した自治体もあった。その後も子育て支援や低所得世帯への臨時給付など、現金の給付は繰り返し行われてきた。自民党は今回、マイナンバーに紐づいた「公金受取口座」を活用し給付する方針だが、公金受取口座を紐づけていない人も多い。
自民党が掲げる「給付」について。2020年に10万円の給付が行われた以降も給付が常態化されている状況にあり、専門家は「それぞれ配る条件が違い、そのたびに各自治体がシステム改修をしなければならない」と話した。
イスラエル・イラン両国の攻撃の応酬が始まってから1週間。イスラエル市民はシェルターに避難する日々が続いている。イスラエル政府によるとこれまでに各地で、計24人が死亡・830人以上が負傷した。イスラエルにいる日本人の退避も開始した、隣国ヨルダンへ移動するという。イスラエルででは民間航空機の運行が停止していることから、船で国外を目指す人が増えている。一方、イスラエルもイランへの攻撃を続けていて、イランではこれまでに600人以上が死亡した。外務省によると、イランの在留日本人らも今日テヘランを出発し、隣国アゼルバイジャンに向けて陸路で移動を開始した。イスラエルとイランで応酬が続く中、注目されているのがトランプ大統領。米がイランへの攻撃に踏み切るのかが焦点となる中、「トランプ大統領がイラン攻撃計画を承認した」との報道が。しかし、イランに核開発放棄の意思があるか見極めるため、最終的な命令は保留していて”攻撃参加の可能性”を示すことで、イランに譲歩を迫る狙いがあるという。こうした中、きょう午後中国とロシアの電話会談が行われ、イランの核開発問題について対話を通じて解決すべきだとする考えで一致した。また、ドイツ・フランス・イギリスの外相が20日、スイスでイランのアラグチ外相と核問題について協議を行うという。
イラン・イスラエル両者の攻撃がエスカレートする中で、イランに対する攻撃計画を承認したというトランプ大統領。専門家が懸念するのは、「周辺国に飛び火することで長期化するのではないか」「原油価格が高騰するのではないか」という2点。その結果、日本経済への影響も避けられないと話した。そもそも”対立”が始まったのは数十年前で、それまでは3国仲が良くイランの兵器もアメリカ製ばかりだった。しかし、1979年にイラン革命が起きイランがイスラム体制になったことで、アメリカとイスラエルと敵対する。核開発をめぐって、イランはルールを破ってきてはいるがイスラエルの攻撃を正当化するものではないと専門家は話した。
平和公園の原爆死没者慰霊碑の前で花を手向け、揃って拝礼する天皇皇后両陛下。その後、原爆資料館で被爆者らと懇談した。陛下は13歳で被爆し、父親が腕にやけどを負ったと話した才木幹夫さんに「やけどはその後は」と訪ねた。また皇后さまは、才木さんの被爆体験の語り部活動について「大切なことを伝えていただいて」と声をかけるなど、両陛下は被爆者らの話しに心を寄せていた。あす、両陛下は被爆者が暮らす原爆養護ホームを訪問し入所者と交流する。
内閣不信任決議案の提出を見送った立憲民主党の野田佳彦代表は、今日の午後6時頃の記者会見で、「政治空白は作るべきではない」などと話した。野田代表は不信任案見送りの理由は、日米関税交渉が今も継続しており、中東情勢が緊迫している為などとしている。また野田代表は、石破政権について「信任できる状態ではない」としている。
農水省はコメ農家に、コメ生産意向についてアンケート調査を行う。アンケート調査は全てのコメ農家を対象としており、今日から7月末まで行う見通し。現在の経営状況や、今後のコメの生産意向などを聞く。今日の午前11時頃、小泉農水大臣は「コメ農家の意向を確認したい」などと話した。
日本生命セ・パ交流戦の巨人vs日本ハムの試合が、東京ドームで開催された。日本ハムの先発は、26歳の北山亘基。北山亘基は京都産業大学から2021年のドラフト8位で入団。22年には新人で開幕投手を務めた。今日は8回までノーヒットに抑えて、史上91人目のノーヒットノーランに迫った。しかし、9回に巨人の大城卓三にホームランを打たれて、ノーヒットノーランは達成できなかった。それでも勝利して、防御率はパ・リーグトップの1.15となった。試合は4-1で日本ハムが勝利した。
日本生命セ・パ交流戦の阪神vsロッテの試合が、甲子園球場で開催された。阪神の先発は、来日1年目のデュプランティエ。デュプランティエは5月3日にお立ち台に立ち、「ゴイゴイスー」という一発ギャグを披露した。この日は9回を4安打に抑えて、来日初完封を達成した。お立ち台では、「ボチボチ行こうか」という一発ギャグを披露した。試合は2-0で阪神が勝利した。
日本生命セ・パ交流戦のソフトバンクvs広島の試合が、マツダスタジアムで開催された。ソフトバンクは現在、交流戦の首位。この日も16安打で16-2と大勝して、2位とのゲーム差は1.5となった。早ければ明日にも、9回目の交流戦優勝が決まる。
バレーボールの国別対抗戦「ネーションズリーグ」。18チームが出場し、8チームがファイナルラウンドへ進出する。日本の女子は開幕から5連勝を続けている。次の対戦相手は、イタリア。イタリアは去年のネーションズリーグで優勝しており、現在の世界ランキングは1位。注目の選手は、最高到達点344cmのエース、エゴヌ。エゴヌが、「日本は素晴らしいチーム」などと話した。日本のキャプテンの石川真佑は、「やるべき事は忘れずやって行きたい」などと話した。試合は6月20日に開催される。日本は今月の香港ラウンドで、イタリア、中国、チェコと対戦し、来月の日本ラウンドで、フランス、韓国、ポーランド、ブラジルと対戦する。男子の試合は、7月16日から始まる。
9月に開幕する「東京世界陸上」の告知。
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愛知製鋼の東京世界陸上競歩代表壮行会が開催されて、丸尾知司と山西利和が出席した。2人は共に、今年9月に開催される東京世界陸上の競歩の日本代表。丸尾知司は、20kmと35kmに出場する。9月13日に男子35km、20日に男子20kmが開催される。丸尾知司が、「感謝の気持ちを込めて合計55km駆け抜けたい」などと話した。山西利和は、20km競歩の世界記録保持者。丸尾知司と山西利和の、今年2月の日本選手権男子20km競歩での映像が紹介された。
CMの前から引き続き、山西利和のニュース。山西利和は2019年&2022年と、世界陸上を連覇した。しかし、パリ五輪の日本代表には選ばれなかった。シドニー五輪のマラソンの金メダリストの高橋尚子が、今年3月に山西利和に「辞めなかった理由」を聞くと、山西利和が「ダサいから」などと答えた。山西利和が出場する東京世界陸上の20km競歩は、9月20日に開催される。山西利和が、「金メダルを目標にしていきたい」などと話した。
石破総理は、中東情勢の混乱によるガソリン価格の上昇に備えて、予防措置を実施すると明らかにした。需要の拡大が見込まれる7月から8月にかけて行う方針。来週26日以降、全国平均175円程度の水準から上昇する事がないように措置を講じるとしている。また、予防措置の財源については、今年4~5月に生じた基金の余剰分を活用するとしている。
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