JR青梅線・鳩ノ巣駅。利用客が少なく9年前から無人駅だが、今大きく変わろうとしていた。お客が電車でやってくると駅がフロント替わりになり、客室は近くの空き家を改装したもので、地域住民に接客や運営をしてもらうという「沿線まるごとホテル」。さびれた路線を活性化するための作戦。そこで事業の立ち上げをしているのが、JRで元車掌をしていた二人。自ら手を上げ「沿線まるごとホテル」に出向したという。5月のホテル開業に向けて忙しい日々を送っていた。この日は地域の食材探し、食事のメニュー作りに参加する。向かったのは清流で川魚を養殖する場所。特別なヤマメでお客さんを呼び込もうという。