高市首相は就任前、総理大臣としての靖国参拝に並々ならぬ意欲を示していた。2022年には公演で、日本国のトップになったらずっと参拝を続けたいと話していた。これまで閣僚などとしても終戦の日にこだわって参拝を続けてきた。また、途中で参拝をやめるといった中途半端なことをするから相手がつけ上がると話していた。閣僚のひとりは、終戦の日だけはやめた方がいい、中国に外交カードを与えるだけと話している。靖国参拝についてはアメリカが強い言葉で非難したこともある。2013年に当時の安倍元首相が参拝した直後、当時のオバマ政権は失望していると異例の声明を出している。高市政権幹部のひとりは、現在も閣僚の参拝は駐日アメリカ大使に根回しをしていると明かしている。先月の世論調査では自民党を支持する人の9割が高市内閣を支持している。政権幹部は、保守層を維持できれば政権運営は盤石だと話している。2000年以降終戦の日に参拝した総理大臣は小泉純一郎元首相のみ。総裁選の公約で終戦の日の参拝を掲げて勝利していたが、在任中6回あった終戦の日で参拝できたのは退任間際の1回のみだった。その後安倍元首相は第二次政権の就任1年で参拝を実現している。この時周辺は、保守層への約束のため1年以内に参拝したかったと話していた。選挙・政治アドバイザーの久米晃さんは、今回高市首相が参拝を見送れば保守層の支持は確実に下がると指摘している。
