パリパラリンピックで小田凱人選手がシングルスで金メダルを獲得。しかも大逆転での勝利だった。小田凱人選手は18歳とは思えないような言動でも注目されている。金メダルを獲得した後には「やばい…カッコよすぎる、俺。今日勝ったことで確定したことがある。金メダルを取るために生まれてきました」などとコメントしている。小田凱人は18歳でこの種目史上最年少での金メダル獲得となった。9歳のときに骨肉腫を患い、車いすの生活になった。テニスを始めるきっかけとなったのが入院中に見たロンドンパラリンピックでの国枝慎吾さんの試合。車いすテニスをやりたいと思い、退院前にお年玉でマイラケットを買ったという。その後14歳でジュニア世界一、翌年にはプロに転向。去年には全仏オープン優勝、世界ランク1位を最年少で達成。パリパラリンピック決勝では1対1で迎えた第3セットはピンチに追い込まれるもそれをしのぐと勢いに乗り、ゲームを連取。史上最年少優勝を成し遂げた。一夜あけたきのう、小田凱人の試合を見た子どもたちは「小田選手をみてかっこいいと思ってテニスをやりたくなった」などと話した。浦安市のテニスコートには車いすテニスを楽しむ子どもたちの姿があった。強気の発言を繰り返していた小田凱人はその真意について、「言えば結果が寄ってくると思った」などと明かした。
先ほど終わったパリパラリンピック閉会式。卓球の金メダリストの和田なつき選手と水泳2冠の木村敬一選手が手を振りながらステージを歩いた。日本は金メダル14個を含む計41個のメダルを獲得。次は4年後にロサンゼルスパラリンピックが開催される。
先ほど終わったパリパラリンピック閉会式。卓球の金メダリストの和田なつき選手と水泳2冠の木村敬一選手が手を振りながらステージを歩いた。日本は金メダル14個を含む計41個のメダルを獲得。次は4年後にロサンゼルスパラリンピックが開催される。