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「小磯国昭」 のテレビ露出情報

上陸前日の3月31日、音声は兵士たちの高揚感を伝えていた。4月1日午前5時30分、アメリカ軍は上陸に先立ち苛烈な艦砲射撃を浴びせた。上陸艇に同乗した通信兵は読谷村に向かう様子を実況した。アメリカ軍は日本軍の組織的な抵抗を受けないままその日のうちに上陸地一帯を占拠した。翌日大本営で戦闘の見通しを尋ねた小磯国昭首相に宮崎周一作戦部長は「結局敵に占領せられ本土来寇は必至」と答えている。沖縄は日本の皇土を防衛するための最前線と位置づけられており、大本営は時間稼ぎの持久戦を求めた。沖縄防衛を担う第32軍は兵力を温存するために上陸地点では抵抗しない選択を選んでいた。上陸後の録音記録には戦いを楽しむかのようなアメリカ軍兵士の声が残されていた。重要な局面を何度も伝えていた通信兵、アーネスト・スタンリー軍曹は大学在学中に海兵隊に入隊した。大学では演劇クラブに所属しすすんで裏方に徹する青年だったという。スタンリーは上陸翌日「きのうの午後洞窟で大勢の住民を保護した」「800人くらいの住民を洞窟から連れ出した」と報告していた。現場は読谷村にあるシムクガマという自然洞窟で、1000人ほどが避難していた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年6月29日放送 0:35 - 1:30 NHK総合
NHKスペシャル戦い、そして、死んでいく~沖縄戦 発掘された米軍録音記録~
上陸前日の3月31日、音声は兵士たちの高揚感を伝えていた。4月1日午前5時30分、アメリカ軍は上陸に先立ち苛烈な艦砲射撃を浴びせた。上陸艇に同乗した通信兵は読谷村に向かう様子を実況した。アメリカ軍は日本軍の組織的な抵抗を受けないままその日のうちに上陸地一帯を占拠した。翌日大本営で戦闘の見通しを尋ねた小磯国昭首相に宮崎周一作戦部長は「結局敵に占領せられ本土来寇[…続きを読む]

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