平賀源内の故郷・香川県志度で行われた「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」のトークイベント。源内を演じた安田顕、演出を担当した藤並英樹が参加。演じるに当たって安田は、撮影前に志度をプライベートで来訪。藤並いわく企画が始まったのは3年ほど前。劇中に登場する衣装や小道具は、源内記念館に展示されているものを再現して作られたもの。細かい史実まで丁寧に考えられているという。
平賀源内の故郷・香川県志度で行われた「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」のトークイベント。源内を演じた安田顕、演出を担当した藤並英樹が参加。劇中で蔦屋重三郎を何度も叩くシーンは安田のアドリブ。
3月に香川県で放送された番組で、安田顕は源内のふるさと・香川県志度で多くの地元の人達と触れ合った。その経験から、安田は源内について「子どものときに『自分の作ったもので大人が喜ぶ姿』を感じ取り、それが自分にとっての喜びであると感じたのでは」など推察。ドラマで評判だったのは、花魁の踊る姿を見た源内が亡き恋人に思いを馳せるシーン。
「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で脚本を担当した森下佳子さんからのメッセージを紹介。安田のキャスティングが森下さんの希望であったことを明かされると、安田は「嬉々として夢中になって演じることが出来た」などコメント。ドラマで源内が時々早口になるのは演出家からの提案。源内の最期を演じたシーンでは、「眠ったように牢屋にいる表情」も撮影したが本編では使われず。あえて最期を描かない演出に、安田は源内へのリスペクトを感じたという。
平賀源内の故郷・香川県志度を訪ねた安田。印象深かったのは源内の子孫・平賀一善さんとの出会い。旅の最後は源内の墓も参拝。
平賀源内の故郷・香川県志度で行われた「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」のトークイベント。源内を演じた安田顕、演出を担当した藤並英樹が参加。イベントの最後、安田は「人生の中で忘れ得ない役柄をいただいた」など話した。