TVでた蔵トップ>> キーワード

「小野寺徹平」 のテレビ露出情報

阪神・淡路大震災を経験し震災を題材にした作品を書き続けている小説家・真山仁氏に話を聞く。震災三部作:第1弾「そして、星の輝く夜がくる」(祥伝社)、第2弾「海は見えるか」、第3弾「それでも、陽は昇る」。主人公は小野寺徹平という人物。小学校の教師だった。阪神・淡路大震災で妻と娘を亡くし、東日本大震災後の東北に教師として赴任していく。主人公は関西弁を話して感情的な人物として描かれているが、子供たちは共通語をしゃべり理性的な存在として描かれている。真山小学校を舞台にした理由、1つは避難所として小学校の体育館が使われていた。もう1つは、東日本大震災が起きた時にメディアが明らかに阪神の教訓を生かしている。小説家・真山仁氏は「当初は売れないからという理由でどこの出版社も相手にしなかったが。ハゲタカなどのヒットを経て出版社から書かないかと話を持ちかけられた。(著書の震災三部作はどういった内容か)小説にするなら小学校がいいと思った。大人の弱点も欺瞞も5、6年生くらいなら喋るだろうなというのもあって、それで小学校を舞台にした」などコメント。佐々木アナウンサーは「被災者の葛藤などを三部作では描いていると感じた。報道としては自分の身の安全の確保をまずはしてくださいと伝えることが大切だと感じた」などコメント。デーブ・スペクター氏は「ノンフィクションとはまた違った価値がある」などコメント。中野氏は「このときは学生のときだった。ボランティアの最中になくなった先輩がいた」などコメント。
震災三部作には多くの印象深い人物が登場する。そのうちの1人が三部作の第2弾「海は見えるか」に登場する大樹という11歳の少年。津波で家族を失ったが、明るく素直なしっかり者。避難所では「避難所の王子様」と呼ばれている人物だった。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えており、夜になると津波の記憶がフラッシュバックしてしまう。作品には他にも生き残った自分を責める少女や多くの死に直面した若手の自衛隊員など、さまざまな心の傷を負った人たちが登場する。真山氏は「大事なのはこういうのが起きているというワンオブゼムを書くために、こういうことをちゃんと物語にしたいだけなんだと。10年以降の震災を知らない人に知ってほしいというのもあった」などコメント。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.