大阪・豊中市の小学校では今年度では一部の児童が午前7時から体育館などで1時間ほど遊んだ後教室に向かうようになった。豊中市教育委員会桑田篤志は「保護者の多様な働き方を応援するために預かればいいのかなと思う」と話した。子どもが小学校に進学すると預けられる時間の減少で親は仕事を続けにくくなる「小1の壁」解決のため、豊中市では全ての市立小学校で開門時間を1時間早める取り組みを始めている。横浜市も今年7月から一部で開始予定。懸念されるのは見守りの人員の確保だが学校の先生の負担にならないように地域の定年退職した高齢者が見守り役となるなど新しい雇用にもつながっている。