観音寺市で障害者の就労支援を行う団体が運営するレストラン「アートレストラン リール」が先月27日にリニューアルオープンし、これにあわせて店内の壁には障害のある人の絵画10点が展示されている。このうち、うつ病のアーティストが手掛けた「時計の針を戻せたら」という作品は、「病気や障害の前に戻りたい」という思いが込められ、鮮やかな色使いで時計と老夫婦が描かれている。また、双極性障害のアーティストの「感情」という作品は、女性の顔が喜び・悲しみ・怒りにも解釈できるよう力強く描いたという。レストランには今年夏頃に障害のない人の作品も展示されるとのこと。