- 出演者
- 田中寛人 田代杏子 伊林毅暁 兼清麻美 山口瑛己 坂下恵理 斎藤希実子 増村聡太 堀越葉月
オープニング映像と出演者の挨拶。
観音寺市で障害者の就労支援を行う団体が運営するレストラン「アートレストラン リール」が先月27日にリニューアルオープンし、これにあわせて店内の壁には障害のある人の絵画10点が展示されている。このうち、うつ病のアーティストが手掛けた「時計の針を戻せたら」という作品は、「病気や障害の前に戻りたい」という思いが込められ、鮮やかな色使いで時計と老夫婦が描かれている。また、双極性障害のアーティストの「感情」という作品は、女性の顔が喜び・悲しみ・怒りにも解釈できるよう力強く描いたという。レストランには今年夏頃に障害のない人の作品も展示されるとのこと。
岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場では去年6月、実弾射撃の訓練中に当時の自衛官候補生が小銃を発砲し隊員2人が死亡、1人が重傷を負った。事件のあと自衛隊はこの射撃場での訓練を中止し、去年11月に一度再開したものの、再開初日に隊員が報道陣に中指を立てる行為をしたとして再び中止していた。その後隊員に対し、改めて武器を取り扱っていることの重要性などについて教育を行ってきたことに加え、訓練再開への態勢が整ったとのことで陸上自衛隊はきょう、今月中旬以降に訓練を再開する予定だと発表した。周辺の自治会には、きょうから訓練再開の方針を伝えることにしており、自衛隊は「周辺の住民が不安に思うことのないよう、厳正な規律を保持し安全管理を徹底する」としている。事件を巡っては、当時18歳で自衛官候補生だった被告が強盗殺人などの罪で起訴されたほか、自衛隊が先月調査報告書を公表し、教育の徹底や訓練要領の見直しを行うなどとしている。
多くの人が訪れる大型連休中の名古屋城で、子供連れなどが優先して入場できる「こどもファストトラック」の実証実験が始まった。本丸御殿の入り口に向かう場所には、きょうから子ども連れや妊婦のために優先レーンが設けられた。「こどもファストトラック」は、施設などで小学生以下の子どもを連れた人や、妊婦が優先的に入場できる取り組みで、政府が少子化対策の一環として広げたいとしている。名古屋市は名古屋城の本丸御殿でこの取り組みを今後導入するかどうかを検討するため、実証実験をきょうから行っている。きょうは連休の谷間の平日で雨が降っていたこともあり混雑はなかったが、ファストトラックに子連れの客が並ぶと優先的に案内していた。名古屋城総合事務所・三谷幸司管理活用課長のコメント。
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大相撲春場所で新入幕力士として110年ぶりの優勝を果たした五所川原市出身の尊富士がきょう県庁を訪れ、宮下知事から県褒賞を授与された。五所川原市出身の尊富士は3月の大相撲春場所で新入幕力士として110年ぶり青森県出身力士としても27年ぶりとなる優勝を果たした。この功績から県褒賞が贈られることになり、きょう尊富士と師匠の伊勢ケ濱親方などが県庁を訪れた。県によると青森県出身の力士が県褒賞を受けるのは9人目で、尊富士の師匠で元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方が34年前に受賞して以来だという。
尊富士と同じ青森県出身の師匠・伊勢ヶ濱親方などは、きのうNHKなどへの訪問のあと、つがる市役所を訪れ倉光弘昭市長と面会した。尊富士は小中学生のころつがる市にある相撲道場で稽古を積むなどゆかりがあり、2人は春場所での優勝やこの夏予定されている大相撲の巡業が、つがる市でも開催されることを報告した。大相撲の巡業の県内での開催は5年ぶりで、8月15日は青森市で、21日はつがる市で行われるという。つがる市・倉光弘昭市長、尊富士は「もっと強くなって三役目指していい結果を報告できるよう頑張りたい」とコメント。
きのう閉店したのは弘前市土手町の百貨店、中三にあるジュンク堂書店。一般書から漫画までおよそ18万冊を取り扱う県内有数の大型書店として市民に親しまれてきたが、活字離れなどで業績が悪化していたことなどから運営する中三が閉店を決めきのうで営業を終了した。閉店に伴い店内の本棚に残る本は少なくなっていたが、閉店直前には常連客がレジに列をなして並び本を買い求めていた。弘前市中心部の土手町では大型書店の閉店が続いていて、今回の閉店で大型書店はこのエリアからすべて姿を消すことになった。
北海道旭川市の旭山動物園は、先月上旬に冬の営業を終えたあとに、施設の修繕などを行い先月27日の大型連休初日から営業が始まっていて、家族連れや観光客など多くの人が訪れている。人気の「ぺんぎん館」では360度見渡せる水中トンネルでは、泳ぐペンギンの姿が見ることができる。ほっきょくぐま館では、ホッキョクグマを写真におさめていた。
北海道豊浦町ではおよそ30戸の農家がいちごを生産していて、礼文華地区にある星の実ファームの農業用ハウスでは、先月中旬から収穫が行われている。栽培しているのは「けんたろう」という品種で糖度が高く酸味とのバランスがいいのが特徴だという。きょうも、真っ赤に熟したいちごの実を一粒一粒丁寧に摘み取っていた。今年は2月の気温が平年より高かったため、例年より1週間ほど作業が早まっていて、今が収穫の最盛期。いちごは近くの直売所やインターネットで販売している。豊浦町のいちごの収穫は来月末まで続くとのこと。
今月12日の「母の日」を前にユリの栽培が盛んな愛媛県松山市では、贈答用の品種の出荷がピークを迎えている。松山市は優雅な香りが特徴の品種シベリアなどのユリの栽培が盛んで、地元のJAではブランド化を図って贈答用として出荷している。毎年5月中旬の母の日を控えたこの時期、生産者たちはプレゼント用のユリの収穫作業に追われている。このうち、松山市の村丸俊雄さんは10アールほどの農業用ハウスで、年間を通じておよそ2万4000本のユリを栽培している。今朝も青々としたつぼみを付けた茎をはさみを使って一つ一つ丁寧に切っていた。収穫されたユリは、市内の集荷場に運び込まれつぼみの大きさや開き具合などに問題がないか確認されたあと、北海道などの市場に向けて出荷されるという。JAによると母の日のプレゼントとして店頭に並ぶころにはつぼみもほころび白やピンクの花を咲かせるという。
ことしの春の全国交通安全運動は、子どもの交通安全や歩行者保護の徹底、それに自転車用ヘルメットの着用などを重点目標に掲げ、先月6日から15日まで行われた。警察のまとめによると、この期間愛媛県内で起きた、けが人が出るなどした交通事故の数は49件で去年の運動期間中と比べて9件減った。一方で、期間中交通事故で死亡した人は去年と同じ1人だった。県内では、今年に入ってから死亡事故が相次いでいて、おとといまでの死者の数は17人で去年の同じ時期と比べて4人増えている。愛媛県警察本部交通企画課は「ドライバーの緊張感の緩みが事故につながるケースが多いのでハンドルを握る際には気を抜かずに安全運転を徹底してほしい」と話している。
ギャンブル依存症に苦しむ人たちを支援している「東北グレイスロード」が運営する岩手サポートセンターは、山梨県で活動してる団体が東北でも支援団体を立ち上げきょう矢巾町に開設した。団体によるとギャンブル依存症の治療を専門に行う施設は、東北ではこれが初めてだという。ギャンブル依存症は、ギャンブルをやめたくてもやめられない状態に陥り、本人や周りの人たちの生活に支障を生じさせる精神疾患の一つ。国によると成人の2.2%程度いると推計されている。この施設では、ギャンブル依存症に苦しむ人たちが共同生活しながら、社会復帰を目指すとしていて今後、本人や家族などから相談を受け付け、20人から30人程度を受け入れるという。
石川県・輪島市にある町野町。能登半島地震では犠牲者が出たり住宅が倒壊するなど大きな被害を受けた。この地区で被災者やボランティアのため広島のお好み焼きを焼き続ける男性がいる。広島市でお好み焼き店を営んでいる佐渡忠和さんだ。震災の発生から2日後に700kmあまりを車で走ってこの地区に入り、物資の支援やお好み焼きの炊き出しを行ってきた。東日本大震災をきっかけに熊本地震、西日本豪雨など災害のたびに店を閉めて現地に向かい広島と被災地を往復して支援を続けてきた。ボランティア歴13年のベテランは能登半島地震のあと大きな決断をした。被災地に移住して支援するため20年続けた店を閉めることを決めたのだ。会社経営をしていた40代。妻と2人の子どもがいたが仕事ばかりに没頭し海外を飛び回る日々だった。しかし好調だった会社の業績は次第に悪化。会社は破産し妻とも離婚し、自分の子どもたちと向き合えずに過ごした時間を後悔したという。お好み焼店を開き経営も軌道に乗ってきた2011年。東日本大震災が佐渡さんの人生の転機となった。被災者を助けたいと同じ年の8月、初めて被災地に向かった。それから毎年夏の2ヶ月ほど店を閉め被災地の保育園などでお好み焼きの炊き出しを続けた。お好み焼きを食べる子どもたちの笑顔が生きがいになっていったという。現在佐渡さんが活動している町野町では被災後多くの子供達が地区から避難していった。子供達が戻ってこられる町に復興させたいと移住を決めた佐渡さんは被災した空き家を購入して活動の拠点にすることにした。炊き出しを続けるなかで倒壊した住宅の片付けなど支援の人手が足りていない現状を目の当たりにした佐渡さんはこれまでの体験で培った人脈をいかし、今はボランティアの呼び込みにも力を入れている。地域の子供達が安心して戻ってこられる日のためにこの地で復興に関わり続ける覚悟だ。佐渡さんは「この町野町は子どもの数が非常に少ない。もう一度町野に戻ってこようという決断と思いをできるような活動を続けたい。」と語った。
昭和35年5月1日。東京・浅草寺の雷門が95年ぶりに再建され落成式が行われた。浅草寺は東京で最も古い寺と言われている。雷門は鎌倉時代につくられ、門の左右に風神雷神が祀られた。一説によると、どちらも音の鳴る神様なので神鳴門転じて雷門と呼ばれるようになったともいわれる。慶応元年に火事で焼失して以来、仮設の門のままだったが寄進により95年ぶりに再建された。雷門は、東京浅草の名所となり、今では外国の観光客も必ず立ち寄る人気スポットになっている。
平成11年5月1日、3番目の本州四国連絡橋、尾道今治ルートが開通した。瀬戸内しまなみ海道。広島県の尾道と愛媛県の今治の間にある芸予諸島を島伝いに11本の橋で結ぶ。全長およそ60キロで、車だけでなく徒歩や自転車でも渡れるので島の人にも役立つ。広島と愛媛の県境に架かる斜張橋、多々羅大橋や3つのつり橋が連続する来島海峡大橋など個性的な橋が連なる。7000人を超える人たちが参加するサイクリング大会が開かれ、瀬戸内海の自然が楽しめるコースとして人気を呼んだ。
平成20年5月1日、富山県滑川市にある当時の県立海洋高校で漁業などを学ぶ生徒が春の海に飛び込む恒例行事「日本海開き」が行われた。海に挑む心を養ってもらおうと、昭和26年に始まりこの年58回目を迎えた。1年から3年まで158人の生徒が学校の近くの海岸に集まり、花火と太鼓を合図に一斉に海へ飛び込む。目標は沖に浮かぶ船。初夏を思わせる陽気だったが、水温はまだ冷たい日だった。高校生活の忘れられない思い出となる日本海開き。海洋高校が滑川高校海洋科になってからも続けられている。
現在の東京・浅草の雷門の様子が映し出された。雷門の提灯の大きさは、高さ3.9m・幅3.3mとのこと。「門」の文字がまっすぐ見られるように職人が工夫しているのだそう。
木の町で知られる長野・塩尻市 木曽町を紹介。「奈良井宿」では、木曽檜を使った400年以上の歴史を持つ奈良井曲物を販売しているという。木目の細かい木曽檜は曲げても割れにくいため、様々なデザインの曲物を作ることができる。また、「木曽おもちゃ美術館」は、約2500個の木のおもちゃで遊ぶことができ、SNSでも話題となったという。木曽町で支障木(枝葉が生活の妨げになる木)の伐採を行なっている千村格さんは、スノーボード選手でトリノ五輪に出たことがあり、引退後は地元に戻り林業を始めたという。切った木は、千村さんの妻が運営する地元カフェで活用されている。
青森・弘前市のジュンク堂書店が閉店した。全国で書店の閉店が相次ぎ、書店が1軒もない自治体もあるという。兼清さんは「今は本はなんでも手に入れる手段があるけれど、実際に本屋に行って思わず買ってしまう本、それが楽しいんですよね」などと話した。