1980年代は井上陽水や松任谷由実、中島みゆきらがアイドルの歌詞を手掛けることでアイドルソングが一味違うものになり、繊細な恋心を綴った歌詞に多くの人が共感した。一方で社会への不満を募らせたヤンキーには、尾崎豊やBOØWYの自由を求めた歌詞が刺さった。BOØWY「MARIONETTE」に出会ったことでCDデビューまでたどり着いたという50代男性は、ミュージシャンとしてご飯を食べたかったが先生や親からロックバンドをやめろと言われ「あやつる糸を絶ち切って自分のために踊りな」という歌詞が刺さったと話した。