北海道のニセコでは開発が進み、源泉の水位が低下している。嬉野温泉でも源泉の水位が低下していて、去年は一時的に40mを割った。大正屋の代表で、嬉野温泉旅館組合の山口理事長は「九州新幹線の開業から1年。宿泊客は前年の1.5倍。最近はインバウンドも増えた」と話している。鳥海さんは「嬉野温泉は、駅ができたということでインバウンドも増えているが、日本人がかなり増えた。ニセコは外資系ホテルが乱立したり、リゾートマンションもできたりして、開発のやり過ぎかなと制限が出ている。ニセコはアメリカやヨーロッパに行ったような物価水準で過ごさないといけない。日本に来るリピーターも増えているので、外国人の方がいっぱい来る大浴場にお風呂の入り方が英語や韓国語などで表示されている。今年はおそらく4000～4500万人ぐらいが来日する。落ち着くまではビザの発給や飛行機の便を抑えるなどを考えないといけない。」などと解説した。