- 出演者
- 赤星憲広 宮根誠司 蓬莱大介 澤口実歩 小西美穂 橋口秀一
オープニング映像。
きょうも各地で気温が上昇し、東京都心は今シーズン最高の17℃と4月上旬並みの気温となった。日曜日は更に22℃まで上昇するという。日本気象協会によると、ことし春の花粉飛散量は、去年春と比べると東京はやや多くなる予想だ。九州～近畿地方は多いや非常に多いで、飛散量が大幅に増加する見込みだ。東京都内のクリニックでも花粉症患者は、先月に比べて3割ほど増えているという。しかし東京は週明けに真冬に逆戻りする。この気温差について、蓬莱さんが解説する。
東京・中央区の浜離宮恩賜庭園から中継。浜離宮恩賜庭園では、およそ30万株の菜の花が満開となり、見頃を迎えている。浜離宮恩賜庭園の菜の花は、3月下旬頃まで楽しむことができる。東京の最高気温は17℃を超えるも、湿度は19％と乾燥していて、東京都心は2週間連続で乾燥注意報を発表しているため、火の取り扱いに気をつけるように呼びかけた。
全国の天気予報や東京の気温の変化を伝え、茨城県水戸市のうめの写真、静岡・袋井市のうめの写真、北海道天塩町の写真を紹介。積雪が多い地域では雪解けが一気に進むため、道路の冠水や雪崩、落雪などに注意するように呼びかけた。
全国の週間予報を伝えた。
京都市では、オーバーツーリズムが課題になっている。今、定番の観光地では日本人離れという、大きな異変がみられる。日本人客は、「定番」から「穴場」へ移っている。周辺の観光地では、日本人客が増えている。京北エリアで、日本人客増加の理由に迫る。「料理旅館 すし米」の女将・黒川さんは、日本人観光客に聞いた話では「もっと静かに観光できる京都をさがしていただいて、京北に行き着いたという感じ」などと話していたという。京都市は、オーバーツーリズム対策として、観光客の「分散化」に力を入れて、周辺観光地への誘客キャンペーンを展開。「道の駅ウッディー京北」担当者は、「京北を回るバスツアーが企画され、売り上げが伸びた」と話した。
インバウンドで外国人観光客が増加している人気観光地に異変が起きている。鳥海高太朗さんが、スタジオでインバウンドの課題について解説。京都では外国人観光客が急増し、逆転現象が起きている。外国人客は約30％増、日本人客は約15％減と伝えられた。一方で、京北エリアは日本人観光客が増えている。また、西京も増えているとのこと。京都はオーバーツーリズム対策で、去年6月から土日祝限定で観光特急バスを運行させている。京都駅前～五条坂を直通で結ぶというもの。去年11月2日からの1ヶ月間で、1日の利用者数は平均で3000人だったとのこと。鳥海さんは「かなり混んではいて、料金は倍以上している。観光客がそっちに乗ってくれれば、通常のバスの停留所に停まるやつの分散を目指しているが、人が多すぎて結局両方とも混雑している状況。」などとコメントした。
京都・伏見区から中継。伏見は日本有数の「酒どころ」で、21の酒蔵があるとのこと。1677年創業の「山本本家」の「神聖 純米大吟醸 三割五分磨き（試飲1杯800円）」をいただくことに。西山さんは「辛口でキリッとズドーンとくる。ただ、米の旨味が口の中に広がる。」などとコメントした。
立憲の修正案では予備費や基金などの削減により約3.8兆円を財源として確保し、ガソリン価格の引き下げや高額療養費制度の患者負担の上限額の引き上げについて凍結などを求めた。ある与党幹部は「きょうの議論は平行線だった」と述べ、引き続き3党で協議を続けることを確認したという。予算案をめぐっては維新との修正合意がまとまったなか、与党が立憲や国民の意見をどこまで反映させるかが焦点となる。
トランプ大統領は25日、約500万ドル（約7億4500万円）で永住権を得られる「ゴールドカード」を販売すると明らかにした。トランプ氏は「富裕層がカードを購入し、アメリカに来て多くのお金を使い、税金を納めてたくさんの人を雇用することになる」と強調し、「大成功するだろう」と期待感を示した。今後2週間をめどに詳細を発表するとしていて、100万件以上の販売を見込んでいるという。
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アメリカの永住権を得られるカードについて購入を聞かれた宮根さんは「絶対に嫌だ。雇用を生むだろうということは経営者の方に言っている。思いつきでトランプ大統領は色々言うんですね。」などとコメントした。
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2024年の訪日外国人旅行者数は3687万人となり、過去最多となった。しかし、そのうち69％が三大都市圏（東京・大阪・名古屋）を訪れており、オーバーツーリズムや宿泊代の高騰などが懸念されている。国や自治体は、今後2030年に、年間6000万人の旅行者の目標を掲げている。京都市では宿泊税を導入しており、これまでの2倍以上となる税収130億円の見込みだという。鳥海さんオススメの観光地は宮崎県や神奈川・湯河原などで、外国人が少ないことがポイントになるという。また、AirJapanではバンコクやシンガポール行きなどでセールを実施している。また、GW明けから、ZIPAIRでアメリカ・ロサンゼルスまで往復12万円で行けるという。鳥海さんは「狙い目の5月後半～6月前半は、ドジャースタジアムでヤンキース戦などが続くんですよ。あえてケチらず2～3万円の1階席が選手の顔が見えます」などと話した。
佐賀県にある嬉野温泉で、源泉の湯量が低下しているという。老舗の温泉旅館にある日帰り客も利用できる大浴場では、くみ上げる量を制限していた。温泉地で湧き出た源泉は、複数あるものを1か所に集め、それを温泉旅館や共同浴場などの各温泉施設に送っている。県によると、嬉野温泉の源泉の水位は、4年前は平均50mあったが去年は一時的に40mを割り、過去もっとも低くなったという。これを受けて、佐賀県は湯のくみ上げ量を抑えるために数値目標を決定し、旅館側は温泉をくみ上げる量を抑えている。
北海道ニセコエリアの倶知安町・ひらふ地区では、新たな温泉地の増加。2019年に掘削申請が急増し当時、源泉の水位が15mも低下したという。嬉野温泉の旅館では市の要請を受けて、浴槽の3倍に当たる新鮮なお湯をかけ流して泉質を保ってきたがそれを若干抑えて営業したり、利用客に午前0時から朝5時の時間帯は、内風呂を含む温泉利用を控えてもらうように呼びかけるなどの対策をしていた。嬉野温泉では、日帰り温浴施設でも循環する湯量を調整する対策を取っていた。
北海道のニセコでは開発が進み、源泉の水位が低下している。嬉野温泉でも源泉の水位が低下していて、去年は一時的に40mを割った。大正屋の代表で、嬉野温泉旅館組合の山口理事長は「九州新幹線の開業から1年。宿泊客は前年の1.5倍。最近はインバウンドも増えた」と話している。鳥海さんは「嬉野温泉は、駅ができたということでインバウンドも増えているが、日本人がかなり増えた。ニセコは外資系ホテルが乱立したり、リゾートマンションもできたりして、開発のやり過ぎかなと制限が出ている。ニセコはアメリカやヨーロッパに行ったような物価水準で過ごさないといけない。日本に来るリピーターも増えているので、外国人の方がいっぱい来る大浴場にお風呂の入り方が英語や韓国語などで表示されている。今年はおそらく4000～4500万人ぐらいが来日する。落ち着くまではビザの発給や飛行機の便を抑えるなどを考えないといけない。」などと解説した。
太平洋側には乾燥注意報が発表されている。東京の降水量はことし1～2月で32.5ミリで平年の3割ほど。2004年以来21年ぶりの少なさとなっている。太平洋側は年末から広く降水量が平年を下回る状況となっている。住宅火災の死者の約半数が12～2月の3カ月間だそう。住宅火災の死者で最も多いのがたばこだそうで、出火原因で最も多いのはコンロ、そのほかコードにも注意が必要、などと伝えた。
近年、火災の原因として急増しているのがリチウムイオン電池。リチウムイオン電池に関連する火災はこの6年で約3倍に増加している。リチウムイオン電池はスマートフォン・モバイルバッテリー・電動アシスト自転車・ワイヤレスイヤホンなどに使用されている。
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先月31日、鹿児島県のごみ処理施設で火災が発生。炎が10メートルの高さまで上がり、ごみピット内のゴミが延焼。鎮火までに8時間半かかったこの火災の原因とみられているのがスマホやモバイルバッテリーなどに含まれているリチウムイオン電池。リチウムイオン電池は外部から強い衝撃を受けることで熱暴走が発生し、破裂や火災に至る事があるという。実際にスマホを使って爆発させた実験映像が流れた。液晶部分が膨らみだした瞬間、側面が割れて黒い煙が。そして再び破裂音とともに黒煙が発生すると、その後高温の可燃性ガスを出し続けた。こうした状況がズボンのポケットで起きると発火直後に周囲の可燃物に延焼し、大事故につながる恐れもある。リチウムイオン電池を使用した電動アシスト付き自転車から出火する瞬間の映像が流れた。自転車をとめて数秒後には火が上がり、数分後には炎が自転車全体を包むほどの勢いに。こうした事故を防ぐためにも東京消防庁は「メーカーが指定する純正品を使用し、異常があったものは使用を控えて欲しい」としている。
赤星さんは「さっきのリチウム（イオン電池）使っているやつの中で、電動自転車だけイメージが沸かなかったけど、映像を見たらとんでもないですね」とコメントした。注意が必要なのは捨てる方法。自治体により捨て方は異なるため各自確認が必要となる。