- 出演者
- 宮根誠司 岸博幸 デーブ・スペクター 伊藤聡子 蓬莱大介 平松修造 澤口実歩 橋口秀一
「高額療養費 “負担額”引き上げへ」「鼻ほじほじ “陰の大統領”息子が物議」とラインナップが伝えられた。
オープニング映像。
長く続いた寒波が終わり、きょうは各地で気温が上昇している。週後半は更に暖かくなる見込みで、今後は融雪による落雪・雪崩などに注意が必要。新潟・魚沼市の大湯温泉では、雪の重みにより建物が倒壊した。旅館が所有する建物が一部倒壊したとのこと。警察によると、一部倒壊した建物は、旅館の従業員寮として使われていたが、現在は人が住んでおらずケガ人はないという。新潟・魚沼市では、寒波により積雪が4m近くまで急増した。今後、気温上昇により雨が降ると、積もった大量の雪はさらに重くなり、建物倒壊のリスクが高まる。融雪災害の恐れがあり、雪下ろしのタイミングに注意が必要だという。強烈寒波の中、ノロウイルスが猛威。飲食店では、ノロウイルスによる集団食中毒が相次いだ。先月31日、東京・渋谷区では、食事をした41人と従業員からノロウイルス検出。東京・中野区では、オムライス弁当などを食べた81人と調理をした店員からノロウイルスが検出された。東京都内のクリニックでは今月に入り、患者が急増。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長が、ノロウイルス患者の増加の状況について語った。子どもの受診も大人と同様で増えているのだそう。ノロウイルスは、スマートフォンにも感染リスクがあるという。予防法は、塩素系の漂白剤や手洗いとのこと。
ノロウイルスは、手や指や食品などを介して口に入り腸管で増殖。嘔吐・下痢・腹痛などを起こし、12月~3月ごろまで多発するとのこと。主な経路はウイルスへの接触、飛沫感染、空気感染など。潜伏期間は24~48時間で、特別な治療法はなく、対症療法となる。対策は、こまめな手洗い、ウイルスの疑いがある二枚貝などの調理は中心部まで十分に加熱(85℃~90℃で90秒以上)と伝えられた。また、次亜塩素酸ナトリウムなどでの消毒が有効とのこと。ノロウイルスは寒さ・乾燥に強いため、スマホの表面に1~2週間生存する可能性も。
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東京・世田谷区の羽根木公園から中継で現在の気温・湿度などを伝えた。羽根木公園は梅の名所になっており園内の梅は約670本あり約60種類ある。中でもイチオシが枝垂れ梅で、梅は水曜日時点で約572本が開花を迎えている。こちらでは3月2日まで「第46回 せたがや梅まつり」が開催。おすすめの絶景スポットは富士山を背景に梅をみれる場所だとを紹介。
気象予報士・防災士・蓬莱大介が、スタジオで今後の天気について解説。各地の積雪は平年の約2倍となっており、気温の上昇で溶けて圧雪され重くなっているため雪崩などには注意が必要。雪は、新雪→しまり雪→ざらめ雪の順に重くなる。カーポートやビニールハウスなどの倒壊に注意が必要。伊藤さんは、高齢者の方も多く崩れる可能性もあるため雪下ろしボランティアなどで東京から協力してあげてほしいなどとコメント。雪下ろしの安全10か条(参照・国土交通省)は、1安全な装備で行うこと、2はしごを固定すること、3作業は2人以上で行うこと、4足場の確認を行うこと、5周りに雪を残すこと、6屋根からの落雪に注意することなど。
高額な医療費の自己負担額をめぐる上限引き上げについて、自ら高額療養制度を利用した岸博幸は政府の方針に大激怒。高校授業料無償化など、お金の今後に迫る。国会は、来年度予算案を巡り最大の山場。高額療養費制度の引き上げ、高校授業料の無償化、103万円の壁をめぐり、与野党の攻防が激化している。
国会では2025年度予算案をめぐる与野党協議が最終局面を迎えている。少数与党のため野党の協力を得ないと新年度予算を成立させられない与党は“八方美人”にならざるを得ない。政府が協力を得たいのが「高校授業料の無償化」を掲げる日本維新の会だ。国会では高校授業料無償化について石破総理は修正に応じる考えを示した。また焦点となっている私立高校授業料の支援学について維新側は現在の約39万円から63万円への引き上げを主張するなか、石破総理は「45万7000円をベースに」と引き上げる考えを初めて明言した。そして今、最も熾烈を極めているのが高額療養費をめぐる立憲民主党との議論。「高額療養費制度」とは医療費の自己負担額に上限を設ける仕組みで、超えた分は税金や保険料から支払われる。そのため政府は現役世代の保険料の増加を抑えようと今年8月から自己負担額の上限を段階的に引上げる方針だが、この見直しに患者団体から“治療を断念せざるを得ない”との反対の声が上がっていて、野党からも「過ちを改まるに はばかることなかれ」などという声があがっている。さらに島根県の丸山知事も強い言葉で非難した。制度全体の見直しを“凍結”するよう求める声に対し政府が主張するのは“長瀬効果”への期待。「長瀬効果」とは患者の自己負担が増加すると受診控えが起き医療費が削減される効果のこと。政府は患者の受診控えにより約1950億円の医療費削減が見込まれるとした。一方、自民党 厚労部会では「高額医療費制度」のうち長期治療を受ける患者の負担増を取りやめる“修正案”をまとめた。この修正に患者団体は「長期にわたり継続して治療を受ける患者さんの負担は非常に大きいものがあり、この部分の負担軽減についてご配慮いただいたのは率直に感謝したい」とした。
「高額療養費制度」とは、医療費が高額となった場合に自己負担額に上限を設けて、患者の負担を軽減するセーフティーネットと言われている。現在の制度で年収600万円の場合、月の医療費が100万円かかったとき、通常の窓口負担だと30万円かかるが、うち21万円ほどが払い戻しを受けられ、実質的な自己負担額は9万円弱となる。また実質的な自己負担額の上限は年収によって変わるという。4回目以降からの「多数回該当」となると、さらに負担が軽減される。
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高齢化や高額な薬などで、高額療養費の支給総額が2012年度から見ると、10年間で6900億円も増えているという。働く世代の保険料の増えているため、政府は働く世代の負担を減らすことや少子化対策の財源にするため、高額療養費の上限を引き上げると決めた。患者団体からは上限引き上げるの一時凍結を求めたが、最終的には「多数回該当」に限り、負担増を取りやめるという修正についてが了承された。1か月の上限額が引き上げられることは決定し、ことし8月から段階的に引き上がる。
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政府が段階的に負担上限を上げていくことについて、実際に利用している岸さんは、「結論から言えば、ちょっと論外だよなと思っている。ガンとか重篤な病気になった時、高い薬などを使っているため、毎月すごい金額になる。高額療養費があるから低額で収まっているが、負担が増えていくと子育て世帯の人たちがガンとかにかかった場合を考えると、非常に厳しい。政府は方針を直したけど、方針を直さずに3万円上がったままだと、年間で40万円ぐらいの負担になる。子どもの教育にお金がかかると、親は自分の治療を控えようとなる。若い人たちが治療できる環境を維持できるのかという観点から考えると、今回の改正は乱暴すぎると思う。命に直結する部分を一番最初にやるのは理解できない」などとコメントした。
「高額療養費」の見直しで、十分な議論が行われたかなど、他の指摘されている点もあがっている。伊藤さんらは「日本の医療保険はいい制度であるが故に、現実問題は近所の医者に行っても人でなかなか受診できない。薬局で買えて、対応できるものはある。命に直結するところは減らしちゃいけないと思う。受診控えで取り返しがつかないところまで悪化したときに、もっと高額の医療費を投入することになるのは、いいことなのかと思う」「日本の医療制度は高い評価があるのに、なんでこんなことをするのかと無茶に見えてしまう。命かかっているぐらいなら、議員の数を減らしてと言いたくなる。」などとコメントした。
「高校授業料の無償化」について、自公・維新で合意へとなり、就学支援金の所得制限を撤廃し、ことし4月から公立で11万8800円、私立は来年4月から45万7000円を一律支給となる。伊藤さんらは「公立との格差がまた開いてしまうというところもある。無償化されたならば、塾に行ける子と行けない子で分かれたりする」「教育機会均等化というのはわかるが、私立の競争は厳しくなるなどの検証がないまま、乱暴な部分もあるのかなと感じた」などとコメントした。
今、中国でイーロン・マスク氏の母親(76)が大人気だという。中国で人気のワケとは。
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政府効率化省を率いるイーロン・マスク氏は22日、200万人以上の連邦政府職員に「先週何をしましたか?」と題するメールを送信。先週の仕事で達成したこと5つを箇条書きにし、24日までに返信するよう求め、「返信しなければ辞職とみなす」としている。このメールについてトランプ大統領は「すごく天才的だ。人々が本当に働いているのか確かめようとしているのだ」と称賛した。アメリカメディアによると国務省やFBIなどがマスク氏の命令に従わないよう職員に指示した他、連邦政府の人事管理局は「メールの返信義務はなく、返信しなくても辞職とはみなされない」としている。しかしマスク氏は24日夜、改めてSNSに「大統領の裁量によりもう一度チャンスを与える。2度目に回答しない場合は解雇されることになる」と投稿している。
先月の初場所で優勝し「第74代 横綱」に昇進した豊昇龍。来月9日から始まる春場所は「横綱のプレッシャーとか自分の体で感じてみたい。何が起きても休場はしない。負けても休場はしない。最後までやります」などとし、強い覚悟を持って臨むことを宣言した。
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「イーロン・マスク氏(53) 息子Xくんの行動が波紋!?」など、今日のラインナップを伝えた。
先週、アメリカのホワイトハウスは、SNSに王冠を被り笑みを浮かべるトランプ大統領のイラストを投稿した。しかし、トランプ大統領の政策には、様々な異論・反論が出ている。今月6日、トランプ氏は、女性のスポーツ競技にトランスジェンダーの女性の参加を禁止する大統領令に署名し、トランスジェンダーの選手に女性の協議への参加やロッカールームの使用を認めた学校には、政府から資金援助をしないとしている。今月21日、ホワイトハウスで開かれた会合で、メーン州のミルズ知事と議論になった。メーン州の高校スポーツの校長会では、トランスジェンダーの女性選手の協議参加を引き続き認めると発表したという。また、トランプ大統領は、大統領令でメキシコ湾を「アメリカ湾」に名称を変更している。AP通信は、全世界の視聴者に伝わるようにと、メキシコ湾の使用を継続しているが、アメリカ政府はAP通信を出禁にしている。また、今月11日の会見で、イーロン・マスク氏の息子のXくん(4)が会見に登場し、鼻をほじって大統領執務室のデスクに擦り付けた。後日、極度の潔癖症のトランプ大統領は、デスクを別のものに交換したという。
トランプ大統領は、「(ウクライナのゼレンスキー大統領は)交渉の場に席がないと憤慨しているようだが失望した。言いたくはないが、ゼレンスキー大統領の支持率は4%だ」と発言し、ゼレンスキー氏は「最新の世論調査では57%の支持を受けている」と反論している。トランプ氏はロシア寄りの発言でブギ次を醸しており、ロシアの侵攻について「侵攻はロシアの責任ではない。プーチン氏が望めばウクライナの全土を占領できるだろう」などと話しているという。トランプ氏は、ウクライナにこれまでに支援した金額に見合う見返りとして、レアアースや石油などの提供を要求しており、合意に至らなければインターネット接続サービス「スターリンク」を遮断する可能性があると言及している。また、去年ニューヨーク大学に進学したトランプ大統領の息子のバロン氏について、ニューヨーク大学の共和党会長のカヤ・ウォーカー氏が「彼はキャンパスの中ではちょっと変わった存在。授業に出て家に帰るだけ」などと発言しており、「組織の価値観と合致しない。不適切だと結論付けた」と批判し、辞表を提出している。また、今月21日、トランプ氏は、トランスジェンダーを巡る大統領令について、メーン州のミルズ知事と口論になった。スタジオでデーブさんは「トランプ氏は自分の権限を超えた発言が多いので、それでよく物議を醸しています」などとコメントした。
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- ウラジーミル・プーチンカヤ・ウォーカージャネット・ミルズジョー・バイデンスターリンクテキサス(アメリカ)デイリー・スタードナルド・ジョン・トランプニューヨーク・ポストニューヨーク大学ニューヨーク(アメリカ)バロン・トランププードルヴォロディミル・ゼレンスキー中林美恵子共和党
ホワイトハウスは、Instagramで王冠をかぶったトランプ大統領のイラストを掲載し「渋滞税は死んだ。マンハッタンそしてニューヨークが救われた。王様万歳!」と投稿。アメリカ・ニューヨークの渋滞税は、マンハッタンの渋滞を緩和し、地下鉄の改修に料金を充てる目的のもので、先月5日に導入された。歌手のマドンナさんは「我が国には国王を誇称する大統領がいる。たとえ冗談でも笑えない」とコメントし、トランプ氏に批判が集まっている。トランプ氏は、自動車関税について25%前後を検討しており、発動は4月2日頃になるとみられている。先月20日、トランプ氏は大統領就任初日、メキシコ湾を「アメリカ湾」とする大統領令に署名した。AP通信は、大統領令はアメリカ国内でのみ効力を持つと指摘し、メキシコ湾の使用を継続するという。ホワイトハウスは、アメリカ湾に変更しなければ、大統領執務室での取材を禁止するとの通達を出した。デーブさんは「AP通信は非営利で正しい情報を出したいので、このような名前を変更したくないんです」などと話した。