長く続いた寒波が終わり、きょうは各地で気温が上昇している。週後半は更に暖かくなる見込みで、今後は融雪による落雪・雪崩などに注意が必要。新潟・魚沼市の大湯温泉では、雪の重みにより建物が倒壊した。旅館が所有する建物が一部倒壊したとのこと。警察によると、一部倒壊した建物は、旅館の従業員寮として使われていたが、現在は人が住んでおらずケガ人はないという。新潟・魚沼市では、寒波により積雪が4m近くまで急増した。今後、気温上昇により雨が降ると、積もった大量の雪はさらに重くなり、建物倒壊のリスクが高まる。融雪災害の恐れがあり、雪下ろしのタイミングに注意が必要だという。強烈寒波の中、ノロウイルスが猛威。飲食店では、ノロウイルスによる集団食中毒が相次いだ。先月31日、東京・渋谷区では、食事をした41人と従業員からノロウイルス検出。東京・中野区では、オムライス弁当などを食べた81人と調理をした店員からノロウイルスが検出された。東京都内のクリニックでは今月に入り、患者が急増。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長が、ノロウイルス患者の増加の状況について語った。子どもの受診も大人と同様で増えているのだそう。ノロウイルスは、スマートフォンにも感染リスクがあるという。予防法は、塩素系の漂白剤や手洗いとのこと。