利行さんが店を始めたのは昭和55年。美津江さんは相模原市緑区で生まれ、体操の先生をしていた。生徒に店を教えてもらい客として来店した。一目惚れした利行さんが電話をして食事に行くことになり、出会って2か月で結婚した。翌年1人娘が誕生し、夫婦で店を切り盛りした。結婚9年後に離れを増築し、カラオケを入れたらそれが当たった。3年後2階建て店舗を増築し、バスの送迎を入れたらそれがまた当たった。コロナ禍以降は弁当がメインになった。現在は完全予約制で営業している。生け簀には山女魚や岩魚が泳いでいた。食材は業者から仕入れている。店には囲炉裏卓があった。メニューは川魚定食がおすすめ。団体用の座敷は床暖房完備で川の絶景も望めた。格天井は宮大工が竹と桜で作った。めぐみさんは栄養士で弁当の献立を担当している。