2008年には山崎健太郎デザインワークショップ設立。階段状の保育園や目の見えない人のための施設などを次々に手掛けた。そして2020年に完成させたのが終末期を過ごす人たちの緩和ケア病棟のいまここ。木目のフリーリングが美しい開放的な廊下が目を引く。中庭を眺める待合や木漏れ日を浴びるウッドデッキなど利用する人が一息つけるような場所を作った。するとこの病棟にうつってきた人に変化があり生きる活力を持てた人も。そして52間の縁側を建設していた時も山崎さんの想像を超えた出来事が起きていた。
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