きのう政府がひらいた会議(コンテンツ産業の強化について話し合う)に、「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督、「万引き家族」の是枝裕和監督らが出席した。コンテンツ産業は現在世界で約120兆円と半導体を上回る巨大な市場規模となっていて、日本の競争力強化が重要な一方、低賃金など労働環境の悪さが課題となっている。政府が示した案では「クリエーターによるコンテンツ制作の海外展開の支援などを検討すべき」や「働きやすい環境を作るため取引慣行について実態調査を行うべき」などの論点が盛り込まれた。政府はこれらの論点を6月をめどに取りまとめる新しい資本主義実行計画の改定案に反映する方針。