100年に1度とされる再開発が進む東京・渋谷で新たにJR渋谷駅の新南改札の場所が変わることになった。現在の新南改札は中央改札やハチ公改札から離れた場所にあり埼京線のホームにしかつながっていないため山手線を利用する場合は6分ほど歩く必要がある。新たな新南改札は現在の位置からおよそ200メートル北側に移動し山手線と埼京線の両方のホームに直接つながるという。ハチ公広場から見ると国道246号線を越えた所に新しい駅舎はあり去年11月に完成した渋谷サクラステージと渋谷ストリームとを結ぶ通路と接続している。新たに使用できるようになるのは6階建ての駅舎のうちの3階部分。新たな新南改札はことし7月21日に使用が始まり新しい駅舎の全面開業は2026年度の予定。現在の新南改札は閉鎖される。JR東日本は新南改札が移動することにより国道246号線の南側へのアクセスが改善されるとしている。渋谷駅やその周辺では鉄道路線や通路が入り組んで迷宮とも呼ばれる駅の改良や駅や線路、道路による街の分断の解消などを重点に100年に1度とされる再開発が進められている。