監督は山田洋次(91)。吉永小百合は実際に下町の界隈でロケをして住民の方と何度も会ったといい、足袋のミシンがけにも挑戦した。オファーをもらい大泉洋は久々にのけぞる仕事だったという。吉永は役作りで息子役の大泉の幼少時代の写真を借りたという。今作で吉永は山田洋次監督作品6本目、大泉は初出演だった。山田監督の印象について吉永は「クランクインしたらどんどん元気になっていった」、大泉は「スタジオから帰るとき監督は小百合さんの腕を借りる。私が手を貸しますと言ったら“結構です”と断られた」と話す。
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