自民党の総裁選挙をめぐり、きのう正式に出馬表明をした石破元幹事長がけさ、あらためて意気込みを語った。石破氏は、鳥取県で記者団に「全身全霊で戦う」と決意を語り、「来月12日の告示までに全国各地へ行き、一生懸命お願いする」と述べた。立候補を表明したのは、小林前経済安全保障担当大臣に続き2人目。また、河野デジタル大臣があす記者会見を開く予定で、小泉元環境大臣、高市経済安保大臣、林官房長官、茂木幹事長も出馬を表明して、候補者は過去最多になる見通し。さらに前回の総裁選に出馬した野田元総務大臣や加藤元官房長官、斎藤経済産業大臣らも意欲を示している。このうち、上川外務大臣は、きのうから東京都内で行われているTICAD(アフリカ開発会議)の閣僚会合に出席している。