- 出演者
- 武田鉄矢 渡辺和洋 天達武史 谷原章介 肉乃小路ニクヨ 宮澤智 酒主義久 山田夏子
山口県南東部にある笠佐島。人口はわずか7人。瀬戸内のハワイとも言われる周防大島町にあるこの離島で今置きているのが、中国資本による土地購入。住民によると、島に外国人が訪れるようになったのは数年前のこと。土地を購入するための下見に来ているようだったという。この日、島を訪れた岩国市議会の石本議員は、在日米軍基地と自衛隊基地があるので、外国人の土地購入は岩国基地にも関連する問題であるという。そのため、簡単に外国の方に土地を売買してしまうのは色んな面で問題のあることなどと言及。調査をしていく中でわかったのが、2つの区画が中国人らしき人物の所有と明記されていた。住民に協力を得て、中国に住所を持つ人物が購入した土地のある島の反対側へ船で向かうと、森林が切り開かれた広大な土地が。そこには真新しい電柱が何本も立っていた。
人口わずか7人の島、山口県周防大島町の笠佐島。中国のSNSには最近この島に関する投稿があり、この島を買いたいとの書き込んだ人に対して「買ったら中国国旗を差すのを忘れないで」などとのやり取りがされていた。島の住民は不安を口にする。この土地を所有する中国に住所を持つ人物はどのような目的で購入したのか、販売した不動産業者に問い合わせると、別荘だという。買った中国人は日本企業に務めている人だという。しかし今、この不動産業者に対し嫌がらせが相次いでいるという。外国人が日本の土地を簡単に買える現在の法律。今後問題が起きる可能性がないのか。
中国資本の進出について。土地を販売した不動産会社によると購入者は中国に住所を持つ3人で、島の一部を購入した。面積は約3700m²で、目的としては別荘を建設する予定。電柱浩二や土地の開発を行う様子も確認された。牧野知弘は「建物を建てる時には接道条件があるので、何等かの形で道路を作ろうとしている可能性がある。」などと話した。外国人の土地購入について風戸裕樹は「規制はなく、日本に住んでいない外国人もほぼ無条件で購入が可能。」などとコメント。中国では外国人の土地や不動産の所有は認められていない。ニュージーランドでは非居住外国人の既存住宅購入は出来ない。シンガポールでは戸建ては政府の許可が必要となる。アメリカでは20以上の州で外国人の土地所有を規制している。牧野知弘は「日本は1994年に多国間協定で不動産を自由に取引できる項目に入れてしまっている。」などと話した。
2022年に施行された重要土地等調査法では、自衛隊基地など防衛関係施設等周囲1kmにある土地や国境離島などで機能を阻害する行為があった場合は対象区域内の状況を国が調査し、場合によっては勧告や命令が可能になる。笠佐島は約24km離れた場所に米軍岩国基地、約50km離れた場所に海上自衛隊の呉基地がある。牧野知弘は「現行法において島の問題を議論するのは難しい。」などと話した。国民民主党はこの調査を行う範囲を広げると提言している。榛葉幹事長は4月の委員会で、「外国人が日本の土地を買い漁ったり土地を使用したりすることに多くの国民が不安を覚えている」などと発言し、政府側は「重要土地に指定された以外は把握できていない」などとしている。牧野知弘は「不動産を所有した外国人が固定資産税や修繕積立金を滞納しても、非居住者だと外国のどこに住んでるかも分からないので徴収が出来ない。」などと話した。
東京都心で36.4℃など、きのうは各地で異次元の暑さとなり、過去最多の322地点で猛暑日となった。熱中症警戒アラートがことし最多の37都府県に発表された。過酷な暑さの中で働く人に密着した。依頼が殺到していたのが、エアコンのクリーニング。この日クリーニングしたのは、異冷房の効きが悪く、異臭もしているエアコン。フィルターなどにはほこりがたまっていた。作業開始時の室温は26℃台だったが、1時間後には30℃を超え、湿度も10%上がり、71%に。作業スタッフは、冷感スプレーをしたタオルを首に巻き、こまめに水分補給していた。作業開始から約2時間、クリーニングが終了し、エアコンの効きも戻った。
庭の手入れを行う専門業者に密着。今回の依頼は、都内にある高齢夫婦宅の草むしり。4人の作業員が手作業で草むしり。午前中から作業を開始したが、午前9時を過ぎたところで、31℃を超えた。作業員は、空調ウェアを着用していた。サーモカメラで見ると、空調ウェアの中は低温を示す青色になっていたが、ヘルメットをしている頭部の表面温度は40℃を超えていた。けがなどを防ぐため、気温に関係なく長袖を着用していて、腕の部分も高温になっていた。作業は正午前に終了した。
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- クイック・ガーデニング大田区(東京)
横浜市で密着したのは、バイクでフードデリバリーをしている大橋さん。最初の依頼が入ったのは、午後1時。きのうの横浜市の最高気温は、36.1℃。商品の受取先で、すでに顔は汗だく。走行中には深い溜め息をついていた。最初の配達終了後、すぐに次の依頼が入った。3時間で6件の配達を行った。大橋さんは、暑いと売上自体が上がるし、配達員も少ないから報酬額が上がるなどと話した。猛暑の日は配達依頼が増加するほか、稼働している配達員が減ると報酬額が増えるため、暑い日は稼ぎが多くなりやすいという。暑さが厳しい時は、車の運転にも要注意だという。
今日のテーマは漫然運転による交通事故。暑い夏は特に注意が必要だという。漫然運転とは集中力や注意力が低下した状態での運転のことで危険予知や的確な判断や操作ができなくなるという。愛知県警がまとめた漫然運転の発生状況のデータによると7・8月は漫然運転による事故の割合が高いという。夏に漫然運転による事故が多い理由について、ドライバー頭部にあたる天井付近に熱がこもりやすい、エアコンで乾燥しやすく脱水状態の危険、内気循環モードで二酸化炭素濃度が高まり眠気や注意力低下、家族の同乗による声掛けで注意力が散漫になるなどの理由があるという。漫然運転の様子を紹介。専門家によると緩やかな上り坂は徐々にスピードが落ちるポイントだという。前方が詰まっていることに気づくのに遅れた車が急に車線変更し衝突してきた。衝突してきたドライバーは漫然運転だったとみられる。専門家によると追い越し車線が混み始めたら一番左の車線に移動するのが良いという。
漫然運転の原因となる頭部に熱がこもりやすいことへの対策としてはエアコンの吹き出し口を天井に向けるのが良いという。エアコンによる乾燥で脱水状態になることを避けるにはこまめな水分補給が必要。車内の二酸化炭素濃度が上がることに対する対策は1時間に1度の換気。家族の同乗による注意散漫への対策は運転に注意が向けられるような声掛けが必要だという。ただ、声掛けについて専門家は「あれ、見て」のような声掛けは危険と指摘。漫然運転を防止するためのドライバーモニタリングシステム AISというものがある。音声で注意喚起をし安全運転をサポートするもの。
ドライバーモニタリングシステムは、どんな車にも後付できる。異変を感じたときにすぐにキャッチしてくれる。川合さんは、「ずっと同じテンションで言われると慣れちゃうから、5、6回行ったらおいっ!とか段々と強めに」などとコメント。
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- ドライバーモニタリングシステムマクニカ
連日の猛暑日で、夏の体臭に関する悩みが聞かれた。国家資格である臭気鑑定士の資格を持ちにおい刑事として活動する松林さんは、夏の体臭が年々大きな問題になっていると話す。高温多湿で汗をかきやすい環境に。汗をかくことでどれほど体臭に影響が出るのか、松林さんに運動後の臭いをチェックしてもらう。支配的なのはアンモニアだという。臭いとして潜在的にあったものが、運動後に発散量・揮発量が増えているという。臭いが気になる環境を街で聞くと、エレベーターの中や電車に乗った時など密閉された空間。松林さんによると、満員電車の中の臭いの一例として、食卓に納豆とかキムチとかにおいが強いものをおいたくらいの変化は感じられるという。体臭などによるスメハラを防止しようと対策を取ってる企業もある。OWNDAYSでは、従業員が接客前に口臭などをチェック。制汗剤や汗ふきシートは率先してバックヤードんは置いたりしているという。
夏の体臭対策について。体臭の元は皮膚ガスと呼ばれる体の表面から出ているガスで、汗臭・疲労臭・加齢臭・ミドル脂臭の4種類に分けられる。汗臭は全年齢が対象でピークは10~20代。納豆や腐ったチーズのようなニオイがする。疲労臭はストレスや疲労などでアンモニアが血液から皮膚に染み出すニオイ。夏場で他人のニオイが気になる場所について1番多かったのは電車やバス、次いで多かったのがエレベーター。関根嘉香は「空気そのものが綺麗になっているので、相対的に人間のニオイが気になり始めている。」などと話した。ニオイを感じる距離は電車やバスなど換気されている場所で25cm圏内。密閉されている場所では1m~2mでも伝わる。
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汗そのものにニオイはないが、皮膚の表面に出ると垢や皮脂と混ざり合い、皮膚常在菌が食べると汗臭いニオイに変わる。ニオイが発生するまでには1~2時間かかる。関根嘉香は「小まめに拭くことが大事。」などと話した。汗をかいた時に乾いたタオルで皮膚の水分を取ると体を冷やせないと認識し、さらに汗をかいてしまう。濡れたもので拭いて皮膚を湿らせておくと良い。運動後の水分補給は牛乳が良い。汗は血液が元となっており、血液を作る原料が牛乳には豊富に含まれている。疲労臭はお風呂で洗っても落とせず、年齢や性別は関係なし。精神的ストレスや肉体的疲労などで血中のアンモニア濃度が上がり、血管から皮膚にガスとして染み出す。
疲労臭リスクチェックで、渡辺アナが一番リスクが高いという。セルフチェックの方法は、疲労臭が出やすい足の裏をお風呂上がりに嗅いでみる。汗臭は洗えば落ちるが、疲労臭は洗っても落ちない。対策は、まずは睡眠の質を高め疲労改善、公園でリラックス。肉や魚みたいなタンパク質が多いと疲労臭の原因になりやすいので、バランスの良い食事を心がける。腸内環境を整えることも大事。ビフィズス菌はアンモニアを抑制、シジミはオルニチンがアンモニアを分解する。ニンニクは体臭に影響する。口臭だけでなく体からもじわじわ出るという。明日は、加齢臭の新常識、ミドル脂臭について。万博にも出展している新技術を紹介。
続いては教えてサン!八先生。
「何だコレ!?ミステリー」「ホンマでっか!?TV」「最後の鑑定人」の番組宣伝。
「ENGEIグランドスラム」の番組宣伝。
今日のテーマは「転ばぬ先の杖」。年を取るとど忘れが増えてくる。短期記憶に関係する海馬の性能が落としているど忘れ。イェール大学のアン・ウーキョン教授の著書「思考の穴」から学んだ我が身を守る物忘れの護身術を紹介。アン・ウーキョン教授は「人はそれを見ていると出来たと思うという生き物」だという。このことを思考の穴という。認知バイアスの問題で、希望なのは嘆く必要はないということ。一番ミスを犯しやすいのが、正しい答えを得たと思う人ほどだという。、確証バイアスに取り憑かれると、人が自分が信じているものの裏付けを得ようとする傾向にある。確証バイアスは、世界がどんどん歪んで見えることになり、典型的なのは、知り合いからの噂話やエピソードにハマってしまう。これに乗じて問題になっているのがフェイクニュース。最大の特徴は、脅かすことや不安にさせることなどが目標。人は不安になると答えを1つにしたがるのが思考の穴で、つまづきの段差に踏み出しているという。アン 教授いわく、人はネガティブに惹かれるという。少々ネガティブな人のほうが変わった環境に適応する能力があるという。その進化論の成功が忘れられずに暗めのニュースに飛びついてしまうという。あまりにもびっくりするようなニュースが合った場合には、そっと避けて歩くというような生き方が大事だという。