きょうのギモンは、県立岐阜商業 なぜ快進撃?公立高校がベスト4入りを果たし、公立の星ともいわれている。きのう行われた準々決勝、県立岐阜商業vs横浜高校では、初回から県立岐阜商業の横山温大選手が外野フライをジャンピングキャッチするスーパープレーが飛び出す中、延長タイブレークに持ち込んだ。そして延長11回、県立岐阜商業がサヨナラヒットでベスト4入りとなった。89年ぶりの夏の甲子園優勝を目指す県立岐阜商業と春夏連覇を目指す横浜高校の延長11回・2時間42分の激闘となった。県立岐阜商業は伝統校で1925年に野球部が創部で今年100年となる。これまで夏の甲子園でいうと、1936年の甲子園で優勝。今回の出場は3年ぶりの31度目で、ベスト4入りは16年ぶりの8度目。強豪校は全国から選手が集められることが多いが、県立岐阜商業はメンバー20人中、19人が岐阜の中学出身者だという。今回の甲子園は出場校49校のうち公立高校は6校。夏の甲子園での公立高校の活躍としては、2018年の金足農業高校の決勝進出など。公立高校が勝つことの難しさの1つには費用の問題があげられる。県立岐阜商業はホームページなどで寄付金を呼びかけているが必要金額にはたりない状況だという。そんな県立岐阜商業で攻守で躍動しているのが、きのうスーパープレーをみせた7番・ライトの横山温大選手。横山選手は生まれつき左手の指がないが、野球をやっていたきょうだいに憧れ幼い頃からバットを振っていたとのことで、県予選ではチームトップの打率.526を記録している。スポーツライターの高木さんによると、今の岐阜商業の藤井監督は去年8月から監督をつとめており、前監督・鍛冶舎監督の“公立だからできない”をなくしたいと密度の高い練習をする方針を引き継いでいる。県立岐阜商業はあす準決勝で日大三高と対決する。
住所: 岐阜県岐阜市則武新屋敷1816-6
URL: http://www.kengisho.ed.jp/
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