岡山県に住む臼井さんは、戸籍上は女性だが男性として生活している。2016年に性別適合手術をせずに性別変更を認めてほしいと声をあげたが、最高裁は2019年に訴えを退けた。戸籍上の性別変更は生殖機能をなくす手術が必要だと規定されているが、去年10月の別の裁判で「規定は憲法違反である」と判断されたことから、去年12月に再び申し立てをしていた。そして昨日、岡山家庭裁判所津山支部は生殖機能をなくす規定を無効とし、性別変更を認める判断を示した。
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