体操男子個人総合決勝で、岡慎之助が金メダルを獲得した。予選では、2位と3位で決勝に進出した岡慎之助と橋本大輝。最大のライバルは、中国の張博恒。最初の種目・ゆかで、橋本も岡も安定した演技で高得点をマークした。張は、頭をつくミスをした。2種目目のあん馬で、橋本は、落下した。岡は、ミスなく終えて高得点をマークした。5種目目の平行棒で、岡は、持ち味のきれいな姿勢と正確な演技を見せ、暫定トップに立った。橋本はこの時点で、8位だった。最終種目の鉄棒で、岡は、着地もまとめて高得点をマークした。張の演技の結果、岡が初出場で金メダルを獲得した。岡は、試合後、ノーミスでやり切ることが目標でもあった、大きなけがをして、多くの人がサポートしてくれた、少しでも恩返しできたかなと思っているなどと話した。