大阪市・神戸市で先月行われた阪神・オリックスのダブル優勝パレード。歓喜の熱が冷めやらぬ中、横山英幸大阪市長が来年以降パレード開催しない可能性を示唆した。発端は職員によるボランティア。大阪府と大阪市は「特定球団への公費負担は違法の恐れがある」との理由から職員からボランティアを募り約2400人をパレードに投入した。パレードで白ジャンパーを着て活動に当たったボランティア職員。この日は祝日だったが約7時間の活動で職員に手当や交通費は一切出なかった。無論ボランティアのため。一方の神戸市では兵庫県と市から約1500人の職員が大阪とは違い公務として動員された。公務のため代休取得が認められて交通費も支給。この格差について大阪市議会から批判が上がり市長は「他の自治体の事例においてもボランティアで対応している」と反論も「役所としては慎重にならざるを得ない」と説明。来年以降のパレード実施は慎重に判断する方針を示した。街の人は「特別休暇を与えるとかが良いんじゃないか」等と提案した。