犯罪捜査や災害救助などで活躍した警察犬の慰霊祭がきょう都内で行われた。東京・板橋区の動物霊園で行われた慰霊祭には、警察犬の訓練などを担当する警視庁鑑識課の捜査員など20人余りが警察犬とともに参列した。参列した人たちはそれぞれ焼香し、埋葬された警察犬の功績をしのんだ。動物霊園にはこの1年間で7頭の警察犬が埋葬され、このうちアリスト号は7年半余りの間に626回出動し、2019年に東京・足立区で発生したタクシー強盗傷害事件では現場に残された血痕から追跡して容疑者の自宅を特定し事件の解決に大きく貢献した。