簗和生農水大臣が地元の会合で、選挙で自身を支持しなかった首長がいる自治体の道路予算を大幅にカットしたと発言した問題。実際に簗大臣の地元の栃木3区では、首長が対立候補を支持した自治体の今年度の道路予算が前年度に比べ減っており、簗大臣を支持した自治体は増えていることがわかっている。簗大臣が問い合わせたのは栃木3区の中の那珂川町と那須烏山市だけ。自民党関係者によると、議員が省庁に予算の問い合わせをする際は地元全ての自治体について聞くのが一般的で、一部のみは極めてまれだという。問い合わせを受けた1人が、簗大臣とは当選同期で同じ旧安倍派に所属していた当時の佐々木紀前国交副大臣だった。佐々木紀前国交副大臣は今日午後取材に応じ、「問い合わせを受けた祭、簗議員から予算削減の働きかけも圧力もなかった。面会して頼まれた記憶はないので、立ち話で2市町の予算について調べてくれないかとのやり取りだった」と語った。国会の代表質問で高市総理大臣は、「地方公共団体に対する道路予算の配分は総合的に勘案して行っており、政治的な支持・不支持を持ち込まないのは当然のこと。改めて適切な予算配分を徹底する」と述べた。
