埼玉・久喜市では太ったウニを楽しむことができるという。話を聞いていくと、市内の日帰り温泉施設でウニが育てられているとの情報もある。早速この旅館へと向かうとウニが飼育されている様子が見られた。温泉のお湯を使って育てられているのだといい「埼玉にはウミは無いけどウニがある」との文言も見られた。この施設はコロナ禍で利用者が激減する中、新たな名物として植物を育てようとしたものの温泉に塩分が含まれていたことで失敗してしまったのだといい、これを受け改めてウニの養殖に挑戦しようとしたのだという。ウニの育成には45℃の源泉を冷ましたものが使われているのだといい、温浴施設に隣接する施設には「ウニ再生施設場」との文言が掲げられている。ここで食べる身のないキタムラサキウニを引き取って2ヶ月ほど餌を与えることで食べられるようにしているのだという。