岸田総理は国連での一般討論演説に臨んでいる。ロシアによる拒否権行使によって国連安全保障理事会は機能不全に陥っていると主張。拒否権の抑制の取り組みは安保理の強化につながるとし、常任理事国の拡大も提案している。気候変動問題などに対応する重要性を呼びかけるとともに、核軍縮については30億円を拠出し、海外シンクタンクに議論の場を設けることについて言及した。その一方で原発処理水について言及することはなく、日本より演説の順番が後である中国を念頭に置いた対応と見られる。
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