安倍元総理大臣が参議院選挙の応援演説中に銃撃されて亡くなってからきょうで2年。昨日開かれた集会で岸田総理大臣は政治改革を進めて信頼を回復するとともに安倍氏が強く訴えた憲法改正などの課題で結果を出せるよう努力を続けていく考えを強調した。安倍元総理大臣が銃撃されて亡くなってから2年となるのを前に親交のあった関係者が集会を開いた。この中で岸田総理大臣は「政治資金をめぐり国民の厳しい声が突きつけられている現実があるが、安倍の志や思いを一歩でも進めなければならない。何としても歯を食いしばって信頼を回復し、政治改革と党改革を進めなければならない」と述べた。その上で「経済、外交、安全保障、憲法、皇位継承、こうした先送りできない課題。安倍総理が強く訴えたこうした課題に結果を出すべく努力を続けていかなければなりません」とコメント。安倍氏の昭恵夫人は「主人が作りたかった本当に誇りある日本。もう一度日本の皆さんに考えていただければなというふうに思う。皆さんに語り継いでいただくことが主人が生き続けることだと思う」と述べた。