- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 野口葵衣 打越裕樹
オープニング映像と野口アナらによるあいさつ。
過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は現職の小池百合子氏が3回目の当選を果たした。東京都知事選挙開票はほぼ終了している。自民党・公明党などが自主的に支援した現職の小池氏が、広島県安芸高田市の元市長・石丸伸二氏、立憲民主党・共産党・社民党が支援した元参議院議員の蓮舫氏らを抑え3回目の当選を果たした。東京都知事選挙には過去最多の56人が立候補した。小池氏は兵庫県出身で71歳。民放のニュースキャスターなどを経て、1992年の参議院選挙に当時の日本新党から立候補して初当選した。その後、衆議院議員に転じて8回連続当選し、防衛大臣などを歴任した後、8年前、2016年の都知事選挙で初当選し2期務めてきた。選挙戦で小池氏はこれまでの都政運営の実績をアピールするとともに少子化対策として都が行っている保育料無償化の対象拡大などを訴えた。
フランスの議会会員の選挙は7日決戦投票が行われ、フランスの公共放送は調査機関の独自の集計結果などに基づく予測として、左派の連合が過半数には届かないものの最大勢力になる見通しだと伝えた。左派の連合はマクロン大統領を率いる与党連合と選挙協力を行い、1回目の投票の得票率で首位に立った極右政党の勢いを止めた形。マクロン大統領が電撃的に解散に踏み切った議会下院に当たる国民議会の選挙の決戦投票。フランスの公共放送は調査機関の独自の集計結果などに基づく予測として、左派の連合「新人民戦線」が最大勢力になる見通しだと伝えた。577の議席のうち新人民戦線が172から192議席、中道のマクロン大統領を率いる与党連合は150から170議席、極右政党の「国民連合」が連携する勢力と合わせて132から152議席を獲得する可能性があるとしている。先月30日に行われた1回目の投票では国民連合と連携する勢力が得票率で首位に立ったが、決戦投票に向けて新人民選選と与党連合が候補者を一本化して選挙協力を進め、国民連合の勢いを止めた形。
安倍元総理大臣が参議院選挙の応援演説中に銃撃されて亡くなってからきょうで2年。昨日開かれた集会で岸田総理大臣は政治改革を進めて信頼を回復するとともに安倍氏が強く訴えた憲法改正などの課題で結果を出せるよう努力を続けていく考えを強調した。安倍元総理大臣が銃撃されて亡くなってから2年となるのを前に親交のあった関係者が集会を開いた。この中で岸田総理大臣は「政治資金をめぐり国民の厳しい声が突きつけられている現実があるが、安倍の志や思いを一歩でも進めなければならない。何としても歯を食いしばって信頼を回復し、政治改革と党改革を進めなければならない」と述べた。その上で「経済、外交、安全保障、憲法、皇位継承、こうした先送りできない課題。安倍総理が強く訴えたこうした課題に結果を出すべく努力を続けていかなければなりません」とコメント。安倍氏の昭恵夫人は「主人が作りたかった本当に誇りある日本。もう一度日本の皆さんに考えていただければなというふうに思う。皆さんに語り継いでいただくことが主人が生き続けることだと思う」と述べた。
地震の情報。先ほど5時2分ごろ小笠原地方で地震があった。津波の心配はない。この地震による津波の心配はない。震源地は小笠原諸島西方沖、震源の深さは530キロ、地震の規模を示すマグニチュード6.3と推定されている。この地震で震度3を小笠原で観測した。
災害の恐ろしさを改めて教訓として投げかけた西日本豪雨から6年。NHKの分析であるデータが明らかになった。10年から100年に一度の大雨が降った場合、川の氾濫で床下浸水以上の深さの浸水が想定される松山市の区域。その区域の人口を豪雨の前後で比較する人口が増加した区域がある。愛媛県全体では人口が減少傾向にあるにもかかわらず、松山市では豪雨の前よりも1200人余り増えていることが分かった。浸水リスクのある区域で人口が増えているのはなぜか。背景には利便性や地価が比較的低いことがあるという指摘がある。松山市南部の地区を取材した。この地区の多くは50センチ以上の床上浸水が想定されているが、中心部へのアクセスも良好で若い子育て世代を中心に住民が増加している。地元の専門家によると、松山市内では地価が比較的手頃な郊外のエリアが若い世代に人気があるという。およそ2900棟の住宅が被害を受け5人が死亡した大洲市でも浸水リスクがある一方で人口が増えている地区が複数あった。そのうち1つの地区では近くにインターチェンジのほか商業施設や病院などもあって移り住む人も多い。専門家、日本大学危機管理学部・秦康範教授は災害リスクのある区域での人口の増加は全国的な傾向だと指摘した上で、「市町村自身がそうした開発を抑制するようなことができればもちろん望ましいと思うが、一方で今人口減少社会であるので市町村同士で今若い世帯の取り合いになっている。より大きな単位での開発を抑制するような仕組み枠組みが必要」と述べた。
今月3日に流通が始まった新しい紙幣の原料となっているのはミツマタという樹木。かつては国内で調達されていたが、生産量が減少し入手が難しくなっていた。そのピンチを救ったのは実は日本からおよそ5000キロ離れたネパール。生産地を取材した。束になって積まれているのはミツマタ。日本では古くから和紙の原料などとして用いられ、明治から紙幣の原料として使われてきた。ただ、高齢化などを背景に日本国内での生産が減る中、今では多くを海外からの輸入に頼っている。その産地の一つ、ネパール。首都カトマンズから車で7時間以上、標高2000メートルを超えるヒマラヤ山脈のふもとで作られている。ミツマタはもともと水はけや日当たりがいいこの地域に自生していた。そこに注目したのが大阪で政府観光物の販売などを手掛ける会社。加工は主に冬場。木の皮を剥いだあと凍りつくような寒さの中、水にさらす過酷な作業もある。会社では30年余りにわたって現地で栽培や加工の技術を指導してきた。9年前の大地震では多くの農家も被災したが、復興を支える収入源にもなったということ。今では1000人以上が生産に携わり、この会社では年間100トンを買い取るまでになった。日本で新紙幣の流通が始まった今月3日。ネパールのミツマタが日本の紙幣に生まれ変わることを喜んでいた。
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- カトマンズ(ネパール)ミツマタ国立印刷局
大阪・京セラで行われたオリックスvs日本ハムはオリックスの勝利。オリックスは3位浮上。
名古屋バンテリンで行われた中日vs広島は、板山祐太郎サヨナラヒットにより中日の勝ち。
プロ野球の試合結果。
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- 福岡ソフトバンクホークス阪神タイガース
伝統芸能の能で使用される能面についての話題。アマチュアの最高峰の展覧会で3度最高賞を受賞した技術と思いを取材した。若い女性を演じるときに用いられる小面。女性の怨霊を表現した般若。田中徳平さん(86歳)。ヒノキの木から作られる能面。すべて手作業で3か月かけて仕上げる。田中さんが能と会ったのは理容師だった40歳の頃。ものづくりが得意だったことから知人に誘われて能面づくりを始めた。初めて作った作品が高く評価されたことで仕事の傍ら能面作りに没頭するようになった。これまでに製作した能面は200点以上。「写し」と呼ばれる室町時代以前に作られた優れた能面の複製。わずかに異なる左右の目尻の角度。田中さんのこだわりは細部まで再現すること。色付けは貝殻の粉や炭など伝統的な原料を用いて行う。田中さんはこれが一番難しいと言う。下地塗り、中塗り、仕上げ塗りとしてやっていく。能面を作って40年余り。健康面の不安から一度だけ製作をやめたことがあった。その時、田中さんを能面作りに戻してくれたのが妻の米子さんだった。周囲の人に支えられながら製作を続けた田中さん。この8年間でプロの能面師などが審査する公募展で3度最高賞を受賞した。昨年には受賞した作品が人間国宝の能楽師が舞う舞台で使われた。最高賞を受賞しても創作意欲は衰えない。
任期満了に伴う鹿児島県知事選挙は、無所属の現職で自民党と公明党、国民民主党が推薦した塩田康一が2回目の当選を果たした。米丸麻希子、樋之口里花の得票数を紹介。塩田のコメント。鹿児島市出身で58歳、経済産業省に入ったあと、2018年からは九州経済産業局の局長を務め、前回・4年前の知事選挙で初当選した。投票率は44.76%、前回より5.08ポイント下回わった。
将棋の八大タイトルの1つ「王位戦」七番勝負の第1局が名古屋市で行われ、藤井聡太七冠が挑戦者の渡辺明九段に勝ち、2つ目の永世称号獲得に向けて好スタートを切った。藤井のコメント。「王位戦」七番勝負の次の第2局は、今月17日と18日に北海道函館市で行われる。今回の「王位戦」で防衛を決めれば5連覇となり、2つ目の永世称号「永世王位」の資格を獲得することになる。
長野県・塩尻市の市唯一の銭湯「桑の湯」。番台に座るのは桑澤節代、全体を切り盛りするのは息子の弘幸。親しまれてきたが6月いっぱいで閉じることを決断。理由は体力面で限界と設備の老朽化。廃業を決めた弘幸が、子どもたちを対象にしたイベントを始めた。自力では銭湯を続けられないが、後継者を探すことに、県外3つの事業者から応募があり、来月には後継者を決定する予定。