- 出演者
- 南利幸 井上二郎 赤木野々花
フランスで議会下院の選挙が行われた。1回目の投票では極右政党の国民連合が首位に躍進する一方、マクロン大統領率いる与党連合は3位にとどまった。フランスの議会下院選挙では2回投票が行われ、1回目の投票で上位になった候補者が決戦投票でもう一度競う。2回目の投票は明日7日。焦点は極右政党がどこまで議席を獲得するか。1回目で2位となった「新人民戦線」(左派連合)と3位の「与党連合」は各選挙区で選挙協力を進めていて逆転を目指している。極右政党が議席の過半数を獲得したり、第1党となった場合はマクロン大統領は厳しい政権運営を強いられることになる。
カタールではアフガニスタン情勢をめぐる国連会議が開かれた。3年前に復権したイスラム主義勢力のタリバンからも初めて代表団が出席した。国連は“率直で有益な議論が行われた”と開催の意義を強調している。現地では女性が小学校までしか通えないなど女性の権利が制限されているが会議では各国から人権状況の改善を求める声が上がったとのこと。これに対してタリバン側は耳を傾ける姿勢を見せたものの、具体的対応は示されなかった。
英国で総選挙の投票が行われ、最大野党の労働党が14年ぶりの政権交代を実現しスターマー党首が新首相に就任した。保守党の政権下では不祥事などで次々に首相が交代する中、物価の上昇や公的医療サービスの悪化など国民の暮らし向きが改善されてこなかった。保守党を政権から引きずり降ろさなければいけないという有権者の思いが反映された形。
国会対応が長時間労働の要因になっているという指摘を踏まえ、政府は全ての府省庁を対象に業務の実態調査を続けていて、ことしの通常国会では2月〜3月の約2か月間実施した。国会の委員会で各役所は議院側から事前に質問通告を受け、総理大臣や閣僚の答弁を作って質疑に臨んでいるが、今回の調査では質問通告が出そろうのが平均で前日の午後6時18分で答弁の作成を終えるのが平均で当日の午前0時48分となった。答弁を作成し終えた時刻はおととし秋の臨時国会より2時間ほど、去年の通常国会より1時間ほど早まっている。しかし以前として公務員の超過勤務が続いている。国家公務員制度を担当する河野デジタル相は「委員会の前々日に質問通告をもらえるよう改善が必要だ。政府としてもデジタル技術の活用を通じて業務の効率化に取り組みたい」としている。
- キーワード
- 河野太郎
アジアの国と地域の経済団体のトップが集まるアジア・ビジネス・サミットが5日都内で開かれ、電力の多くを依存する火力発電の脱炭素化などに向けて各国・地域の事情を踏まえて協力して取り組むことで一致した。経団連・十倉会長は「アジアの経済界一同、持続可能な成長の実現に向けて積極果敢に取り組む所存だ。そのための環境整備にぜひリーダーシップを発揮してもらいたい」と述べ、岸田総理大臣に共同声明を手渡した。
和歌山・那智勝浦町に住む中平史都さんは今年4月、再び走れるようになった父親の愛車と13年ぶりに再会した。13年前の平成23年9月、紀伊半島豪雨が発生し、和歌山を離れて1人暮らしをしていた中平史都さんは両親ときょうだい一家5人を土石流で亡くした。数少ない家族の思い出の品が父親の愛車・ギャランGTOだった。父が生前経営していた新宮市の中古車販売店で大切に保存していた。しかし車は水没、泥だらけの状態だった。中平史都さんは「父が大事にしすぎていたのでこの車を廃車にするという決断はできなかった」と話した。車は店の跡地に放置されていたが4年前、跡地を借りていた中村進太郎さんが形見の車のことを中本さんのおじから聞いて修理を申し出た。父の友人たちも中村さんの呼びかけに応じた。難しい作業を任されたのは和歌山市でレーシングカーのチューニングショップを営む前原敏宏さん。修理にに使う部品を全国から集めた。同じエンジンを載せ替えてシートやハンドルは再利用した。4年の時を経て4月29日、車は復活した。中平史都さんは「これに携わってくれた方への感謝の気持ちが真っ先に出てきて、支えになる存在が出てきてくれたなという、気持ち的にも心強いです」と話した。
被災地・穴水町で開かれた胡弓の演奏会。企画した演奏家の石田音人さんは、これまでも多くの被災地で癒しの音色を届けてきた。心がけるのは被災者に寄り添う演奏。被災地の状況を胸に刻む。輪島塗の器を使った胡弓を自ら製作し演奏。被災地に思いを寄せてもらいたいと地元・名古屋市西区でチャリティーの演奏会を開いた。石田さんは「忘れないで、できる範囲でできることを応援しようということを伝えたい」と話した。
為替と株の値動きを伝えた。
気象情報を伝えた。
日本道路交通情報センターから道路の情報を伝えた。
気象情報を伝えた。