- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像。
英国で14年ぶりの政権交代を果たした労働党のスターマー新首相は「変革に向けた仕事を直ちに始める」と話し、国民の生活水準の向上に取り組むと強調した。スターマー首相は幼少期、裕福ではない家庭に育った。貧しい生活の中で勉強やスポーツに打ち込んだ。その後人権派の弁護士として活躍し、2008年に検察局長に就任。政治家への転身は2015年、5年後に党首になった。政治スタイルは「積み木をコツコツ積み上げていくタイプ」とも言われる。スターマー氏が率いる新政権は今後、日本とどのように向き合うのか。新政権の外相・ラミー氏は選挙中「我が国の日本との関係は非常に重要だ。日本が近隣諸国との間で直面する課題も認識している。共に課題に取り組んでいくつもりだ」と話した。経済成長などを公約の柱に掲げたスターマー新首相。英国で債務残高が過去60年余で最も高い水準となるなど厳しい財政状況が続く中、経済成長を実現し国民の生活実感を向上させられるかが最大の課題となる。
2018年7月に発生した西日本豪雨。中国地方では災害関連死も含め広島で153人、岡山で95人、山口で3人が亡くなった。今も8人の行方が分からないまま。インフラの復旧は進み、広島県や岡山県では砂防ダムの復旧工事が今年3月までにすべて完了した。岡山県倉敷市真備町で行われていた川の合流点の付け替え工事などの緊急治水対策も今年3月に完了した。専門家が先月、広島、岡山、愛媛の3県の1万人の住民を対象にアンケートを行ったところ、避難の指示が出たら避難すると思うと答えた人の割合は岡山と愛媛が54%、広島が42%だった。豪雨の発生直後に行われた調査に比べ岡山は1ポイント、広島と愛媛は15ポイント減った。県立広島大学大学院・江戸克栄教授は、防災意識が薄れているのではないかと考えられるとした上で「あらかじめしっかり準備をしておく、自分なりにしっかりとした基準を持って逃げる時には逃げてもらう」と話した。
北海道・日高・浦河町にあるJRAの育成牧場で働く装てい師・橋本孟佳さんは、てい鉄の作成やひづめの削てい作業に当たっている。競走馬のパフォーマンスを引き出すために重要な足元のケアを担っている。橋本さんは現在、装てい師の負担軽減のための研究を進めている。新たな手法での治療用のてい鉄を作成することだ。てい鉄は蹄の病気への対応などにも使われるが、症状の変化に応じて形状を変更したり、治療に遅れが出ないようにストックを用意することが必要で負担となっていた。そこで3Dプリンターで治療用のてい鉄作りに挑戦している。情報を3Dプリンターに送ると、早いもので数時間程度で樹脂製のてい鉄が完成する。3Dプリンターで作ればそれぞれの馬に合わせたてい鉄ができるだけでなく、一度設計すれば治療の進ちょく状況に応じて素早く調整することができ、コストの削減にもつながると期待されている。橋本さんは「自由度が高い設計ができるので1個作ったら角度を減らしたものを設計さえして印刷しておけばその馬の治療段階に応じたものを取り外しが簡便にできるメリットがある」と話した。実際に使用も始まっている。成育に影響が出る恐れのある馬に3Dプリンターで作ったてい鉄で矯正を行ったところ、症状が改善した。課題と向き合いながら徐々に手ごたえを感じている橋本さん。将来的には馬産地を支える技術にしたいと意気込んでいる。
松田向太さんは小学校低学年の時に骨肉腫が見つかり、手術で右膝を取り除いた。支えになったのは車いすテニス。同じ島根県出身の三木拓也選手に憧れ、医師の紹介で初めて対面した。パリパラリンピック後に再会することを約束した。
5位。中日は首位・広島に完封勝利。中日・高橋宏人はわずか99球で広島のヒットを4本に抑え、今シーズン初完封。
女子100mバタフライ・平井瑞希は17歳でパリオリンピックに挑む。先輩ばかりの代表合宿でもリラックスして練習に取り組んでいる。平井瑞希は「みんな前向きに練習に取り組んでいて水泳が好きなので前向きに、かつ速くなるためにこれからも取り組んでいけたらと思う」と話した。3月のパリ五輪代表選考大会では平井は女子100mバタフライに出場、池江璃花子との接戦を制した。優勝してオリンピック代表に内定、56秒台のタイムは池江璃花子以来2人目。平井は「ずっと憧れで目標だった池江璃花子と代表に一緒に入れてうれしい」と話した。パリ五輪が初のシニア国際大会となる平井瑞希は本番に向けて筋力トレーニングなどあらゆる面でレベルアップを図っている。
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