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「島子養殖場」 のテレビ露出情報

スタジオではまるは食堂のエビフライを試食。出演者は絶賛した。衣をつけて揚げる段階を教わるジュゼッペさん2田中さんはエビの形を変えずまっすぐに揚げるとレクチャー。パン粉に触らないことでサクサク食感が生まれるのだという。160℃で4分間、コンベアを通し油を切って食感を出していく。ジュゼッペさんは2時間の猛特訓を行い、自分で揚げたものを試食。田中さんは「できる」と励まし、イタリアでも店を開けると太鼓判を押した。ジュゼッペさんは坂野さんと田中さんにイタリアのパン菓子「タラッリ」を贈り、坂野さんはキーホルダーとTシャツを贈った。
続いてジュゼッペさんが向かったのは熊本・天草。ジュゼッペさんはここで最高の車海老を使用しエビフライをつくりたいのだという。この希望を受け入れてくれたのは「海老の宮川」の宮川貴光さん。海老の宮川は16か所のエビの養殖場を持っている。そのエビは1キロ1万円ほどになるという。翌朝、ジュゼッペさんは車海老の水揚げに同行することに。この日は80キロの海老を水揚げし、すぐに出荷場に。泡で刺激しキレイにした車海老はその日のうちに出荷する。選別作業は人の手と目で行う。傷や鮮度を見極めるその速度は驚くほどの速さで、握った感じでサイズがわかるという。ジュゼッペさんも車海老の選別を体験。選別後におがくずと一緒に箱詰めする。おがくずをいれることで、エラの水分を保ち生きたまま輸送できるのだという。ここで宮川さんは車海老安く食べさせてくれる直営店「海老の宮川」へ案内してくれた。海老フライを食べたジュゼッペさんは「海老の概念が変わった」と語った。ちなみに宮川さんは海老を食べるのが苦手だという。海老の宮川のフライは殻や足をそのまま付ける。宮川さんの弟・大平さんによれば、共食いする際にエビは殻などを食べる。殻は栄養価の高い部分なのでそのままにしているという。これはジュゼッペさんも感心し、料理学校で生徒さんに伝えたいという。
翌日、宮川さん兄弟は港から10分ほど海にでてイルカを見せてくれた。この地域では9割ほどの確率で遭遇できるという。その夜、宮川さんのお宅にお邪魔し歓迎会をしてもらうジュゼッペさん。かき揚げや踊り食いが振る舞われた。振る舞われた料理に感動した様子のジュゼッペさん。宮川さん兄弟に家業を継いだ理由を質問する。2人からは「天草を盛り上げたい」のだという答えが返ってきた。現在天草は消滅する可能性のある自治体で、それを防ぎたのだと宮川さん兄弟は語ってくれた。ジュゼッペさんは天草をなくさないようにに手伝いたいと申し出た。翌朝、別れの時を迎えたジュゼッペさんと宮川さん一家。ジュゼッペさんは手紙をしたため、感謝を伝えた。宮川さんは車海老のポスターや天草でとった写真を持たせてくれた。
続いてジュゼッペさんは山形県鋳物町へ。ジュゼッペさんは揚げ物に適した日本の鉄鍋を学びたいのだという。平安時代に鋳物に適した砂などが発見され、鋳物の産地として発展した鋳物町では菊池保寿堂にお世話になる。こちらは以前フィンランドからすき焼きを学びにきたサムリさんに鉄鍋について教えていただいた場所。ジュゼッペさんは早速揚げ物用の鉄鍋を見せてもらう。その重さや美しさに感嘆した様子だった。釜鍋と言われる種類の鍋で、ジュゼッペさんはその作り方を見せてもらう。使用する砂は天然のものを使用。砂で作った型に鉄を流して作るのだという。ここで菊地さんは鉄鍋用の型作りに挑戦。日本の職人の技術に感動したジュゼッペさん。ここからジュゼッペさんが作った型に鉄を流し込んでいく。
鉄鍋作りを学んだ夜、菊地さんはジュゼッペさんの歓迎会を催してくれた。総勢15名の歓迎会ではエビフライや芋煮などが振る舞われた。っこでジュゼッペさんはお礼にイタリア料理を作りたいと申し出る。ナスを角切りにし油で素揚げ、さらに玉ねぎと鷹の爪を炒めトマト缶を投入。味を整えナスを加える。パスタを茹でる。ソースとあえてパルメザンチーズを加えてナスのトマトソースパスタの完成。鉄鍋を使った料理に菊地さんは「イタリアで食べているようだ」とし、周囲の人達もおかわりするほどだった。翌日、鉄を砂型に流し込む。

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