スタッフは険しい山道を抜けて島根県のポツンと一軒家にたどり着いた。主の勇さんと妻の陽子さんに話を聞いた。おがくずと発酵させた牛の排泄物で堆肥を作っている。堆肥の原料となる牛の糞には炭素・窒素・リン酸などが豊富に含まれている。その中の炭素を微生物が食べることで堆肥の温度が上昇する。熱は70℃にまで達し、雑草の種子や有害な病原菌が死滅する。牛糞は牧場から仕入れている。道中にあったいちじく畑にも持っていっているという。元は肥育農家で牛をやめた30年ほど前から堆肥農家になった。
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