今月、藤原将智さんが北海道島牧村に地域おこし協力隊として赴任。道の駅での勤務など、地域支援にあたる。先月まで広島県で高校教師をしていたが、子どもを対象にした職業体験や旅行業で起業したいという。藤原さんは、村内の漁港で水揚げされた魚の仕分けを手伝いながら、起業に結びつきそうな手がかりを探す。夜、藤原さんはオンラインでビジネスに関する大学の講義を受講していた。去年、島牧村は、起業人材の育成を専門とする事業構想大学院大学と連携し、今月から昼は隊員として活動し、夜は大学院生として講義を無料で受けられる制度を開始した。昼間に得たアイデアを事業計画に落とし込み、将来の起業に結びつける。