トルコから34年前に来日したジノグル・ハサヌさん。来日したものの仕事を紹介してくれるはずだった友人が音信不通になり路上生活を始めて2週間、寒さと空腹に耐えられず藁にも縋る気持ちでたどり着いた居酒屋で店主のコンドウさんがご飯を食べさせてくれたという。中でも忘れられない味は初めて食べた日本のカレーライス。その後仕事が見つかり、3か月ほど働いてお金を返そうと再び店を訪れたハサヌさん。しかしコンドウさんは決してお金を受け取らなかったという。その後ハサヌさんはケバブの店を開店し、コンドウさんのように困っている人を助けたいと子ども食堂でケバブを無償で提供している。今回、コンドウさんに感謝を伝えるため店を奥さんに任せハサヌさんと一緒に居酒屋があったという埼玉・嵐山町を目指す。
