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「嶋村源蔵俊表」 のテレビ露出情報

嶋村家は江戸時代に関東一円で社殿彫刻を手掛ける名門だった。中でも天才と謳われたのが八代目嶋村源蔵俊表。国の重要文化財の成田山新勝寺 釈迦堂や、東京都指定文化財の田無神社の本殿の彫刻も手掛けた。伊東龍一氏は嶋村源蔵俊表について近代の彫刻家に相当するような素養みたいなものを備え始めた最初あたりだと答え、自分の作品を後世に見てもらいたいという思い出で名前が刻まれているのではと答えた。元々神社の彫刻は、無名の職人たちが施す装飾だった。俊表はそれをアーティストの作品だと宣言したとも考えられる。極めたのが江戸彫りといわれる技巧。それを受け継ぐのは宮彫師の井上進一さん。井上さんは、今では数少ない社寺彫刻を手掛ける職人。彫っているんは祭りにつけられる飾り物。ひとかたまりけやきの気を形が違う200本のノミを使って龍の姿を掘り出す。江戸彫りの特徴は籠彫り。ノミを奥へと深く彫り進め、木の内部にさらなる情景を生み出し圧倒的な立体感を生み出す。
川越氷川神社には籠彫の技巧が結実している。咆哮する昇り龍は、渦巻く雲と荒波のその奥へ我が身をよじらせる躍動感。ノミが生み出した極限の美。江戸彫りにはもう一つの特徴は、彩色をしないで素木だけで立体的にみせること。江戸初期に作られた日光東照宮の陽明門は目もくらむばかりの極彩色。江戸後期の川越氷川神社には彩色がない。その理由は、江戸時代財政難に陥った幕府は度々倹約令を発令。それは浮世絵や彫刻にも及び、華美な色彩が禁じられた。彫刻師が頼れたのはノミの力のみ。この息を呑むほど密度の濃い彫りの造形は、色彩を使わなかったからこそ生み出されたもの。川越氷川神社には目を見張る彫刻があり、本殿の下段には、日本神話の天岩戸が描かれたシーンには布袋様や、三国志の英雄の関羽の酒盛り、下段は多彩でどれも身近なテーマ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年8月8日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
川越氷川神社の調査員の松山さんによると、上段は徳川家が祖先とした、源氏物語が描かれている。歌舞伎の「一谷嫩軍記」という物語でもしられる有名な一幕で、梅の木の下で源義経と武蔵坊弁慶の姿が。規律の厳しさと主従の絆を伝える場面。いかつい弁慶の表情は緊迫感が漂う。北の面には源頼朝が千羽のツルを放ち、生き物下の慈悲を示したという放生会が彫られている。逆巻く荒波のうねり[…続きを読む]

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