ドワンゴと日本財団は「ZEN大学」を来年4月に開校するが、出願も始まっている。定員は通信制大学として異例の3500人となっている。学部は知能情報社会学部のみとなっていて、情報からアニメやゲームなどデジタル産業など、6分野279科目にわたる。企業や自治体と連携した体験型のプログラムや他大学との協力で行われるゼミもあるなどリアルを重視している。誰もがいつでも学べる教育格差の解消が目標だといい、ドワンゴの川上量生氏は高所得の過程ほど国公立大学へ向かい、収入の少ない過程ほど私立に向っている等と話した。年間の授業料は国立が約54万円・私立が約96万円に対し、ZEN大学は38万円となっていて、最大600人の学生への奨学金制度も設置していく。