今から60年前、日本の本格的なモータースポーツれい明期の映像。車には当時の自動車メーカーの最高峰の技術が投入されていた。映像の舞台は今はバイク、2輪のレース場として知られる川口オートレース場。関係者以外はほとんど見たことがないというお宝映像を現役オートレーサーの森且行にも映像を見てもらった。映像を残していたのは御年94歳の塩澤進午。レーシングカーの開発からチームのオーナー、レースの開催までさまざまな角度から日本にモータースポーツを普及させることに力を注いだ人物。60年前のレースは塩澤が主催し映像を記録用に残した。1300CC以上の国産のストックカーによるグランナショナルストックカーレース100ラップ。フィルムに残されていたのは1964年、65年に川口で開催されたレース。メインレースは1周800メートルのコースを100周して速さを競う。今の川口オートレース場とのいちばんの違いはコースが舗装されていない、砂や土などいわゆるダートだという。
まだ車は高値の花だった時代、レースに勝てば車の評判が上がると自動車メーカーがこぞって参戦した。ドライバーは自動車メーカーの専属、その中の1人が歌手や俳優として知られるミッキーカーチス。実は若いころはレーサーとしても活躍していた。今は北海道に住むミッキーにリモートで話を聞いた。ほかの車とぶつかったんだそう。レースには1万2000人を超える自動車レースファンが集まった。市販車をレース用に改良した車が参戦したこのレースはその後の日本の自動車産業の メーカーが技術を競った。他にも現在の開発担当者に映像を見てもらい話を聞いた。貴重な映像の舞台となった川口オートレース場。ここで今、活躍する選手たちは映像をどう見るのだろうか。人気、実力ともにトップクラスの森且行選手は芸能界からレーサーに転身、川口を代表する選手。川口オート最年長75歳の篠崎実選手たちと一緒に映像を見てもらった。森さんが注目したのはミッキーカーチスがほかの車とぶつかって修理をする場面。メーカーの開発担当者の方も驚くくらい、これまでの日本の自動車産業のすう勢を知るうえでもいかにこの映像が貴重かということがよく分かった。
まだ車は高値の花だった時代、レースに勝てば車の評判が上がると自動車メーカーがこぞって参戦した。ドライバーは自動車メーカーの専属、その中の1人が歌手や俳優として知られるミッキーカーチス。実は若いころはレーサーとしても活躍していた。今は北海道に住むミッキーにリモートで話を聞いた。ほかの車とぶつかったんだそう。レースには1万2000人を超える自動車レースファンが集まった。市販車をレース用に改良した車が参戦したこのレースはその後の日本の自動車産業の メーカーが技術を競った。他にも現在の開発担当者に映像を見てもらい話を聞いた。貴重な映像の舞台となった川口オートレース場。ここで今、活躍する選手たちは映像をどう見るのだろうか。人気、実力ともにトップクラスの森且行選手は芸能界からレーサーに転身、川口を代表する選手。川口オート最年長75歳の篠崎実選手たちと一緒に映像を見てもらった。森さんが注目したのはミッキーカーチスがほかの車とぶつかって修理をする場面。メーカーの開発担当者の方も驚くくらい、これまでの日本の自動車産業のすう勢を知るうえでもいかにこの映像が貴重かということがよく分かった。
住所: 埼玉県川口市青木5-21-1
URL: http://www.kawaguchiauto.jp/
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