埼玉県川口市は市内のごみ処理施設で起きた火災の影響できょうまでの2日間、一般ごみの収集を停止した。本来であれば一般ごみの収集日であるきょう、収集所ではネットに収まりきらないほどのごみが出され、あふれている様子が確認できた。火災は今月3日に起き電気系統などが被害を受けてごみの焼却ができなくなった。川口市内にはごみ処理施設が朝日環境センターを含め2か所ある。市ではもう1つの施設で対応していたが処理が追いつかなくなりきのうときょう、一般ごみの収集を停止した。被害があった朝日環境センターの復旧には数か月かかる見通し。火災の原因について市の佐藤勇一・環境部次長は特定できていないとする一方で「徹底した分別を市民にお願いしたい」と述べた。市は一般ごみの収集について近隣の自治体や民間業者に協力を依頼して来週月曜日、今月13日から再開するという。