昨年度不登校の小中学生は35万人を超え過去最多となっている。神奈川・川崎市にあるのが「川崎市子ども夢パーク」というユニークな公園。ここではやってみたいと思うことはほぼできる。スタッフ立ち会いのもと焚き火も可能。子どものやりたいことを尊重し自分らしく生きることを応援するため川崎市がこの公園をつくった。その一角にあるのがNPO法人が運営するフリースペース えん。ここには現在不登校な子どもら162人が登録しており、希望すれば校長の判断で園に通った日が学校の出席扱いになる。1日をどう過ごすかは自分で決め、勉強も自主参加。ここを立ち上げたのは不登校の子どもと向き合って40年の西野さん。西野さんは今圧倒的に小学生が増えているという変化を感じているという。学校のいけなくなった理由をきくと、イジメがあった、みんなと同じことをやることに違和感を感じたなど、不登校の原因は大人が思うより複雑だが本人でもわからないことがあるという。中1の夏休み明けに学校に行こうとすると腹痛など体に異変がおきた16歳の少年は理由がわからないという。しかし園は楽しく通えるという。また、家では話せるが人前では話せなくなるという場面緘黙だという少女はこの状況を相手がわかってくれず苦しんだという。園に来た当初はまだ声がだせない状況だったが時間をかけ自分らしさを認めてもらうことで話せるようになってきたという。当時は親も苦しんだという。小中高生の自殺は538人と過去最多となり増加し続けている。わが子がまさか…という経験をした女性を取材。現在は通信制の高校に通っている長男だが幼稚園のころから行きたがらなかったという。女性は一緒に学校に行くなどしていたが小学4年生の1学期、本人が「死にたい」と言い出し数日後、行方がわからなくなったという。最後の望みをたくしよく来ていたこの公園に連絡したところ朝からきていたことがわかった。女性は、息子の拠り所を作れなかったことを反省し小学5年生から「えん」に通うこととなった。そこで女性は、自分がほしかったのは子どもが笑っていう光景だったと気付いたという。今は高校は週一ならいけると言い出すところもできたという。西野さんは「親が変わると子どもは急速に楽になる」「そうすると一気に社会に向けて目が開かれていく」などとコメントした。
