被災地からの警鐘。大地震の際の外国人観光客への情報伝達や対応などが今課題となっている。埼玉県の川越市にある小江戸の町並みには年間で60万人の外国人観光客が訪れており、災害時訓練でも外国語に対応したものが行われているが、これにマニュアルなどがなく、訓練を通じて必要と感じる人が出ている。川越第一ホテルでは震災の一時受け入れ先にもなっていることからフロントで翻訳機を使った対応の訓練が行われていたが、課題を感じる内容で終わったと語っており、他にも備蓄品の確保数などに課題が残るという。川越市のみならず他の地域でも同様の対応について考えている中、岐阜・高山市では住人の数より外国人観光客が多いことから他の地域より一歩先んじているという。今後も増加が見込まれる観光客に情報提供の重要さが計り知れないなどとされている。
住所: 埼玉県川越市菅原町7-34
URL: http://www.kawagoe-dai1.com/
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